社会貢献コミュニティの可能性
お正月もとっくに過ぎ去ってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
本年も当ブログ、ご笑覧いただければ幸いです。
それで、昨年から社会起業家とかNPO、NGOなどの社会セクターのことが無性に気になり、こんなブログを始めた僕ですが、年末・年始はもう一度ゆっくりと考えてみました。今年、絶対にやるべきことって何だろう?ということです。
実は、昨年の秋ごろから社会セクターの仕事にシフトしたくて、募金番組を作りましょうとか、募金ポータルサイトを作りましょうとか、いろいろプレゼンテーションをしまくっていて、まだ実現できてないけれど、今年中になんとか実現させるべく頑張っていくつもりです。でもね、
お正月にゆっくりと考えたわけです。
ホントにやりたいことってそういうことか?と。
結論。
そういうことではない。
じゃあなんだ? やりたいことって?
それは、社会貢献コミュニティを作ることです。
一千万人くらいの人が、毎日、毎日、
いかにすればよりよい社会を作れるか?
について語り合う
そんなイメージです。
ようするに、僕はもう、
朝から晩までそういうことを、同じような問題意識、価値観を持った人たちと語り合って生活したいと思っているわけです。
「そんなコミュニティ、すでにあるよ」という人もいるかもしれません。
たしかにあるでしょう。
でも、一千万人の社会貢献コミュニティはまだありません。
まあ、一千万人というのはちょっと大きな目標ですが、僕の経験から言えば、百万人くらいは欲しいところです。それくらいの人がいれば、コミュニティもかなり活発な感じになりますから。
で、これくらいの大きさになれば、情報発進力も出てきますから、他のメディアも巻き込んで何かのアクションを起こすことも可能になる。語りの場が活動の場に変質できます。
もちろん、そう簡単に作れるものではないけれど、このようなコミュニティを作るためにやるべきなのに、どこもあまり出来てないなあと思うことも多いので、やってみる価値はあるかなと。
それが何なのかは、このブログでも少しずつ書いていこうと思います。
そういうわけですので、今年もよろしくお願いします。(竹井)
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コメント
いつも、拝読させていただいております。
社会貢献コミュニティいいですね。
私自身も、
世の中のムードもあり、
社会貢献的な方向に意識が向くようになってまいりました。
(ただ、実際にはアクションを起こせていない・・・。)
こんな私と同じような人に、
社会貢献コミュニティが触媒の役割を果たせるんじゃないか?と期待が膨らみます。
考えるだけでアクションを起こせない人って、いっぱいいるの思うのです。(しかも、いいアイデアを持っているのに・・・・)
ちなみに、去年の秋ごろが考えていて、頭から離れないのが、
「紅白歌合戦のチャリティー番組化」という考え。
年末年始のこの時期、いつも話題になるのが、NHK紅白歌合戦の存在意義。
NHK自身が、
「この先、紅白歌合戦をどうしていこうか?」と考えている問題意識と、
NPOやNGOにとっての資金確保に対する問題意識とが、紅白歌合戦をチャリティー番組化することで、うまく融合できるんじゃないだろうか・・・・・・?
ということなど、です。
紅組が勝つか、白組が勝つかを、
リアルタイムで携帯電話で投票させ、その投票行動が寄付金へと繋がる仕掛けなど。技術的には簡単なことだと思うのです。
(そういえば、先日の紅白でも、視聴者投票がありました。)
戦後復興期においては、
国民に夢と希望を与えるという社会的な意義もありましたが、
もはやそういう時代ではありません。
そのため、番組存続のための指標が視聴率だけになってしまっている。
番組自体になんらかの意義があれば、こういえるはずだと思います。
「たとえ視聴率がヒトケタになろうとも、番組は続けます。」と。
紅白歌合戦がチャリティー番組になり、
集まった寄付金を基金として、
NPO、NGOなどに助成し、
助成された団体の活動をドキュメンタリー番組として制作する。
そうすれば、資金面からも、、世の中からの注目をNPO,NGO団体などに振り向けるという面からも、新たな番組の意義が紅白歌合戦に生まれるのではないか・・・? と。
こうなれば、これまで出演しなかったようなアーティストも、出演を決めてくれる動機付けにもなり、それがまた、視聴者にとっても見ていて面白い番組になり、視聴率も上がる。
と、こんな夢想を社会貢献コミュニティで皆さんに聞いてもらって、実現するものであるならば実現し、
「何か一つ社会に貢献できた。」という実感を持てるようになる。
そんなコミュニティができるなら楽しいですね。
投稿 早川泰隆 | 2008年1月 7日 (月) 13時34分
触発されるコメント、ありがとうございます。
実は僕も、紅白歌合戦を見ながら、チャリティ番組化の可能性を考えていました。でも、それをドキュメンタリー番組にまでひっぱる発想はなかったです。おもしろいですね!!
たとえば、今の第一部をそのドキュメンタリー番組の総集編にして、第二部を歌合戦にしながら、今年も支援をよろしく〜とか。
NHKの仕事をしている知人がいますので、本気で提案してみます。
>戦後復興期においては、
>国民に夢と希望を与えるという社会的な意義もありましたが、
紅白歌合戦の視聴率が下がってきているのも、今の時代の「国民の夢と希望」とは何かを、番組が発信してないからだと思います。原点を思い出すべきですね。
>考えるだけでアクションを起こせない人って、いっぱいいるの思うのです。(しかも、いいアイデアを持っているのに・・・・)
そんな人たちも、気軽に参加できる場が欲しいですね。
これからもよろしくお願いします。
投稿 竹井善昭 | 2008年1月 8日 (火) 05時48分
ぜひ、ぜひ、提案しちゃってみてください。
なんか、楽しくなってきましたね。(^^)
投稿 早川 | 2008年1月 8日 (火) 10時19分
>早川さん
>なんか、楽しくなってきましたね。(^^)
やっぱ楽しいですね、こういうのって。 (^o^)
社会貢献コミュニティが出来たら、こんな話が毎日できて、
実際にプロジェクトが動いていく。
そんなことを考えると、さらに楽しくなります。
投稿 竹井善昭 | 2008年1月 9日 (水) 16時40分