「公器」の経営
紹介が遅くなりましたが、「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」1月号、社会起業家やCSRに関心のある人には絶対のお勧めであります。なにしろ、特集タイトルが『「公器」の経営』ですから、社会セクターに関心のある人なら、買わずにいられないはずであります。
今回の目玉はなんと言っても、2006年度マッキンゼー賞受賞論文の、マイケル・ポーター&マークR・クラマー「Strategy & Society」の邦訳「競争優位のCSR戦略」であります。戦略的CSRの重要性と有効性を説いた、CSR関係者だけでなく、企業経営に関わる人必読の論文ですね。
他にも、「破壊的イノベーションで社会変革を実現する」「企業とNGOの共創モデル」「企業倫理の道」等々、タイトルだけでそそられる論文満載!! アショカ財団創設者のウィリアム・ドレイトンのインタビュー、そして、日本の企業家がいかに社会起業家的であったかという内容の特集もあります。
「Strategy & Society」については、邦訳はいつ掲載されるんだ?とやきもきしていた人も多いでしょうが、このような特集を準備してぶつけてきた、しかも1月号でやるというのは、日本版編集部の明確なメッセージを感じます。2008年は、やっぱりおもしろくなりそうですね!!(竹井)
リンク: Amazon.co.jp: Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2008年 01月号 [雑誌]: 本.
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コメント
待ってました!さあて、これでどの程度、社会が変わるのか・・・まあ待ってても変わるわけありませんから、プラスαが必要なのは当然。2008年こそ飛躍の年、お互い頑張りましょう!
投稿 坂井 | 2007年12月20日 (木) 02時00分
やっときましたね!!
最新記事にも書きましたが、テレビ東京も募金特番を放送しますし、メディアは確実に社会貢献志向に向かってると思います。
2008年はホントに楽しみな年ですね!!
投稿 竹井 | 2007年12月20日 (木) 13時09分