« チームマイナス60% | トップページ | NPOは花形職業 »

2007年12月 5日 (水)

ファンドレイザーの話はおもしろい

NPO向けの資金調達=ファンドレイジングの第一人者・鵜尾雅隆氏のインタビューを、グローバルグッドニュースのウェブサイトに掲載しました。
リンク: Global Good News

鵜尾さんが日本のファンドレイジング・シーンの第一人者だというのは僕が勝手に決めたのだけれど、客観的にみてもそれは正しいのではないかと思う。(だから話を聞きに行ったのだけど)

鵜尾さんの話がおもしろいのは、アメリカの大学院でファンドレイジングとかNPOのマネージメントをちゃんと勉強してきて、さらにアメリカ、インドネシア、日本の参加国で実際にファンドレイジングを行なってきた。つまり、理論・実践両面からファンドレイジングの見ていて、理論的な説得力もあり、現実的な知見もある。業界裏話もたくさん聞かせてくれるからであります。残念ながら、裏話の部分は大幅にカットしたければ、それでもウェブのインタビュー記事としてはかなり長いものになってしまった。それだけ情報豊富というわけであります。

鵜尾さんの話で一番共感できるのは、ファンドレイジングというのは単なるお金集めではないんだ。資金調達、ファンドレイジングという活動を通して、NPOは自分達の存在意義を確認し、社会的なポジショニングを行なうことになるし、それが日本のNPOを変える。NPOが変われば日本も変わるという主張です。

ファンドレイジングの話は、日本ではあんまり知られてなくて、これだけまとまったファンドレイジング関連記事も少ないのではないかと自負しています。社会起業家であれ、NPOであれ、資金は大事ですので、ソーシャル・ビジネスに関心のある人はぜひご覧下さい。

リンク: Global Good News

関連記事
ファンドレイザー

竹井

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224259/17284857

この記事へのトラックバック一覧です: ファンドレイザーの話はおもしろい:

コメント

コメントを書く