勇気をくれる音楽って何ですか?
誰にでも、落ち込んだり弱気になったり自分に自信がなくなった時に聞く音楽(曲)があると思う。勇気をくれたり元気をくれる、自分にとって大切な曲であります。
最近の僕は、社会起業家とかCSRとかチャリティとかソーシャル・マーケティングとかについて、連日のように事業企画書を書きまくって、プレゼンしまくっている。本業と違い、残念ながらこっちは自主プレゼンなので、いくら企画書を書いても事業化できなければお金にならないのだが、何かにとり憑かれてしまった僕としては、とにかく提案しなければ気が済まないのですよ。やりたいことはいっぱいあるし、企画プランなんかいくらでも湧いてくるし。で、頼まれもしないのに、いろんな企業に押し掛けて勝手にプレゼンしているわけです。
相手側の反応は概ね良好で、おもしろいと言ってくれる人は多いのだけれど、それですぐにお金を出します、事業化しましょうとならないのが現実であります。企業相手だと、実現までに超えなければならないハードルはたくさんあります。話が大きいと、「それ、おもしろいんだけど、わが社が関わるにはクリアしなければならないことがたくさんあるよね」と言われたり、「それ、やりたいけど、わが社の力だけじゃ無理なんで、どっかアライアンス組める企業を探してきて」とか言われたりして、課題がどんどん多くなってきます。
社会起業家だけじゃなくて、どのような起業家も最初はそんなことをやるわけで、それはしょうがないんだけれど、今回のはあまりに企画が多過ぎて、どれも遠大な計画なので、「それ、おもしろいけどホントに出来るの?」などと言われると、「出来ます!!」と答えるものの、その道の遠さを考えると徒労感に襲われたりもします。
そんな時に僕が聞くのは、愛内里菜の「Dear…。From…。」であります。デビュー・アルバムの「Be Happy」に収録されている地味な曲ですね。サビの歌詞はこんな感じです。
私の力と夢を
私以上に信じてる
キミがいてくれるから
乗り越えていけるよ
不確かな未来にも
キミがいてくれれば
キミのぬくもりと
キミのすべてに
ありがとう
「自分を信じろ」「夢を諦めるな」みたいなメッセージの曲は多いけれど、ホントはこの曲のように、自分以上に自分の力と夢と心と想いを信じてくれる誰かがいてくれて、それで何かが成し遂げられるのだと想う。
すべての社会起業家にこの曲を捧げます。
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コメント
その音楽、確かに頂きました(笑。
私は疲れたときに聞く音楽ってなんだろう。特に決まったジャンルは無いけど、どこか遠くへぶらりという妄想にとらわれたり、酒場で一杯頂きながらちょいと一休みといった音楽が多いかも。
たとえば、きたろうのシルクロード、ビリージョエルのピアノマン、或いはゼロ7のディスティニーとか。メロディと雰囲気で、心を癒すことが多いかなあ。
社会事業は、聞こえが壮大というか、一般生活とは何かかけ離れた大きな事業の印象が強いのか、他者に与えるインプレッシブが強くても、共同で事業をしようとか、投資しようとかいうまでにはなかなかいかないことが確かに多い。しかし、「コミュニティ・ファイナンス」の規模が年々確実に増加しているように、社会市場(ソーシャル・マーケット)の形成は、着実に進んでいるように思います。
企画中、もしくは準備中の事業はたくさんありますが、それが爆発的に当たりだすのも案外近いのではと考えてしまう、だからこそというのもあり、社会起業家はやってて楽しいのです。健康的な職業と言えるかもしれませんね。
投稿 尾鳩 | 2007年11月23日 (金) 00時06分
コメントどもです
>社会起業家はやってて楽しいのです。健康的な職業と言えるかもしれませんね。
確かにやってて楽しい仕事は、変なストレスはかかりませんからね。肉体的な疲労はあっても、精神的な疲労はあまりありません。
日常的に命のやり取りをしている、とある業界の人たちなんか、50代で亡くなる人が多いですからね。
ソーシャル・ビジネスはみんながハッピーになる仕事なので上手くいくに決まってます。楽しいですね!!
投稿 竹井 | 2007年11月24日 (土) 04時32分