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2007年10月24日 (水)

経済成長抵抗派なんているのか w('o'*)w

昨日、竹中平蔵氏に関する記事を書いたら、今日の新聞に竹中氏関連の記事が出ていた。

自民党内の税財政政策を巡り、経済成長の役割を重視する「成長重視派」が巻き返す動きが出てきた。(日本経済新聞より)
これは、自民党の中堅・若手が勉強会を立ち上げて、竹中平蔵氏が顧問に就任したということらしいのだが、成長重視派が巻き返しということは、今の自民党は「経済成長なんかどうでもいい派」が主流ということなのか?
竹中氏の経済政策の是非はここでは論評しないが、経済成長を重視しないで、格差問題や年金問題など重要な政治問題をどうやって解決するつもりなのか、まったく理解できない。

もうそろそろ、マスコミもエコノミストもハッキリと言った方がいいと思う。「日本は昔ほどお金持ちの国ではないのです」「日本は昔に比べたら貧乏な国になりました」と。
例えば、一人あたりGDPは、20年ほど前まで日本は世界1位だったけど、今は13位です。というような話も、意外と知られてないようでビックリされることも多いが、1位から13位まで落ちれば、お金に関することでいろいろ問題が出てくるのは当然だろうと思うのだが、政治家はそうは考えないのだろうか?

もちろん、経済成長だけで全てが解決できるわけではないけれど、お金がなければ解決できないことが世の中には多い。という当たり前のことが通用しない政治の世界って? 経済成長の足を引っ張る人たちが主流派の政権政党って? やっぱり政治の世界は理解が難しい。

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コメント

経済成長、という概念で語る世界への懐疑への始まりだと思うんですよ。GDP成長率・・%という世界だけが、「良い世界への出口」という意味ではないという・・・。

この辺が、モンスターのように経済成長懐疑派を借りた勢力がはびこる温床になっているのかと。

投稿 尾鳩 | 2007年10月31日 (水) 01時43分

う〜ん

>経済成長、という概念で語る世界への懐疑への始まりだと思うんですよ

この話はそんな高尚な話ではないとおもうのですが。
そんな、ブータンの国王みたいな人が自民党の主流派になってるとも思えませんからねえ。経済成長を止めてでも予算をばらまかないと次の選挙には勝てないと考える守旧派が今の自民党を牛耳ってますよというアナウンスだと見ましたがどうでしょう?

投稿 竹井 | 2007年10月31日 (水) 02時06分

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