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ページ更新時間:2008年03月15日(土) 12時22分
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■西宮市が和解 “視覚障害に配慮なかった”
中学校の授業で視覚障害に配慮がなかったとして兵庫県西宮市の女性が市を訴えていた裁判で、市側が100万円を支払うことで和解しました。
西宮市の佐藤美登里さん。
眼鏡をかけても視力は0.06から0.08で、ものが2重3重に見えます。
訴えによりますと、佐藤さんは2000年から3年間、市立学文中学校の障害児学級に通っていて、授業の際に席を最前列にすることや手元を照らすライトを使えるよう両親が再三学校側に求めましたが、ほとんど配慮されなかったということです。
佐藤さんは教育を受ける権利を侵害されたなどとして、4年前、市を相手に1,200万円の損害賠償を求め提訴していました。
裁判は14日、西宮市が「納得を得られる教育を提供できなかったことを認め、100万円を支払うこと」で和解しました。
「視覚障害でなくても聴覚障害、知的障害であっても、子どもたち一人一人を大切にすることをわかってもらえるように変わっていけば」(母・幸子さん)
「もうちょっとがんばったほうが良かった」(佐藤美登里さん)
西宮市は「特別支援教育の充実に努めていきたい」とコメントしています。 (03/14 20:04)
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