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【コラム】 太陽が活動期に突入磁場嵐が地球を大襲撃!?

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先日、太陽が新たな活動期に入ったことを示す黒点が観測されたのをご存じ? 太陽の動きが最も活発になる“極大期”は11年ごとに訪れるといわれており、前回は2000年だったので、この調子だと11年ごろに次がやってくる。極大期にはATMやGPSなどに障害をきたすそうだが、そもそも活動期の太陽ってどんな状況になるんだ?

「磁場が強い場所を示す黒点が多く現れ、太陽表面の磁場が増幅します。黒点付近では“フレア”という爆発現象が起こり、極大期には頻発するんです。フレアによって噴き出した磁場や放射線が地球に磁気嵐(地磁気の強さが変動する現象)をもたらし、送電線や電気機器に異常な電流を流して様々な障害を引き起こすんですよ」(国立天文台特定技術職員・殿岡英顕氏)

活動期入りの指標である黒点は通常、活動期初期に高緯度に出現し、その後低緯度に移っていく。00年にも極大期がやってきたが、磁気嵐による実害はあった?

「X線天文衛星『あすか』の軌道が乱れてしまい、観測不可能になりました。航空無線に電波障害が起こり通信できなくなることもありましたが、それで飛行機が落ちたという話は聞きませんでしたね」(同)

11年の極大期は「活動度が前回の5倍増」との予測をする研究者もおり、人体に影響が及ぶのではないかと、心配なのだが…。

「そんな予測もあるようですが、推測の域を出ませんし、人体への影響もないでしょう。放射線の増加はフレア発生から1〜数日後に地球で観測されるので、その間に衛星を動作停止して被害を防ぐなどの対策がとれます。ただ、北極など放射線をまともに受けやすい極地を飛行していると、被ばくする可能性はありますよ」(同)

観測史上、黒点が一切現れず太陽が活動しなかった時期(マウンダー極小期/1645〜1715年ごろ)があるそう。そのときは寒さが厳しく、飢饉や伝染病の流行が世界的に起こったのだとか。活動しないほうがよっぽど恐怖!?
(R25編集部)

「磁気嵐が地球上にもたらす影響」コチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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