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[2008年3月14日(金)の KCT TVニュースから]

中学校卒業式(倉敷市)

倉敷市内の26の公立中学校できょう卒業式が行われ、4444人が3年間の中学校生活に別れを告げました。
このうち多津美中学校では、3年生173人が晴れて卒業式に臨みました。式では卒業生を代表して臼井 大気くんに卒業証書が手渡されました。三好 孝治校長は「自分を生かし、人を生かす多津美中の校訓を思い出し、新しい生活の中でも実践していってください」と卒業生を激励しました。在校生を代表して、福田 将大くんが送辞を述べた後、川原 奈津見さんが173人卒業生の思いを代表して次のように話しました。また、卒業生たちは3年間の感謝の気持ちをこめ、お世話になった先生や両親に歌とメッセージを贈りました。
また、創立50周年を迎えた倉敷市立北中学校では歌を多く盛り込んだ伝統の演出で卒業式が行われました。北中学校で卒業を迎えたのは189人です。在校生や保護者が見守る中、卒業生一人一人の名前が呼ばれ、中原菜摘さんが代表して卒業証書を受け取りました。妹尾一道校長は式辞で「学ぶ意欲を持ち続けること」「広い目と深い心を育てること」の2つを大切にしてほしいと卒業生に呼びかけました。在校生代表、岡崎五月さんの送辞を受けた後、北中学校らしい卒業式の演出として、歌を組み込んだ答辞が始まりました。式が終わる直前、卒業生から素敵なサプライズが用意されていました。先生たちには内緒で花束を用意し、再び、歌のプレゼントです。教室に戻ってからもサプライズは続き、先生もたまらず涙です。歌に始まり歌に終わる、卒業生にとって思い出深い卒業式となりました。

農林漁業就業者を激励(倉敷市)

倉敷市内で、新たに農業や漁業に就業した人の激励会が、倉敷市役所で行われました。
倉敷市では毎年、新たに農林漁業に携わり、担い手となる人へ奨励金を交付しています。今年、奨励金を受けたのは倉敷市連島町連島でゴボウ栽培を営む三宅 敏之さんと、下庄で有機農法での米作りに励む山 正人さんの2人です。2人は両親が高齢となったことから家業である農業を継ぐことにしました。倉敷市の露無 紘 副市長が一人一人へ奨励金を手渡した後、「豊かな発想を活かして、柔軟で足腰の強い農業経営を行ってください」と挨拶し、2人を激励しました。倉敷市連島町三宅 敏之さん倉敷市下庄山崎 正人さんこの奨励金の交付は昭和55年から行われ、これまでに241人に奨励金を交付しています。

100歳以上の3人を祝う誕生会(倉敷市)

今月、100歳以上になる方が3人も登場する誕生会の話題です。
3月に誕生日を迎え、誕生会で100歳以上の長寿の祝いを受けたのは倉敷市在住の3人です。明治38年3月24日生まれで103歳になる中村謙介さんは写経を趣味にしています。若林正夫さんは明治41年3月7日生まれの100歳で、ぬりえが得意です。宮澤角一さんも明治41年3月20日生まれでまもなく、100歳の誕生日を迎えます。倉敷在宅総合ケアセンターで行われた誕生会にはデイケア利用者およそ140人が集まりました。プレゼントをはじめ、職員による大正琴の演奏などで誕生日の人たちを祝いました。

大原美術館で小野博写真企画展(倉敷市)

写真やビデオなどの映像作品や、イベント型の作品など新しい分野の表現を紹介する企画展「アーティスト・ミーツ倉敷」が大原美術館で開かれています。
大原美術館では現代アーティストを招聘するプログラムとして、去年から「アーティスト・ミーツ倉敷」を開催しています。2回目となる今回は、総社市清音出身で現在、オランダ・アムステルダム在住の若手写真家小野博さんを招き、アムステルダムの何気ない日常などを捉えた24点の作品を展示しています。ルソーの「牛のいる風景」と並んで展示されている作品は、小野さんの写したカメラ目線のオランダの子どもたちが、ルソーが描いた牛と同じようにこちらを見ているように感じることができます。また、クールベの「秋の海」と並んで展示されている作品は、ネス湖の湖畔を捉えた作品ですが、よく見ると2機のヘリコプターが写っています。これは「秋の海」の中にある2隻のヨットと対峙させたものです。小野さんの作品が、大原美術館所蔵の作品と並んで展示されていることで、それぞれの作品から共通する部分を見つけ出すことができます。また、小野さんは「小学生の集合写真の中に、日本の今が凝縮されている」と話し、倉敷市内の小学生の集合写真も展示しています。この大原美術館の企画展「アーティストミーツ倉敷」は4月20日まで、開かれています。

(最終更新 03/14-19:21)

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