国際
韓国でまた論文捏造 サイエンス誌に掲載
【ソウル14日共同】韓国科学技術院(KAIST)の金泰国教授が米科学誌サイエンスなどに発表した老化防止物質などに関する論文2本が捏造だったことが、14日までのKAISTの調査で判明した。金教授は論文撤回に同意しており、KAISTは金教授を懲戒免職処分とする方向で検討している。
韓国では2005年に当時ソウル大の教授だった黄禹錫氏による胚性幹細胞(ES細胞)に関する論文捏造が発覚。韓国メディアは「第2の黄禹錫事件」と報じている。
金教授は05年にサイエンスの論文で、磁性を帯びたナノ粒子を使い、新薬に応用できるタンパク質を人体の中から発見する技術「マジック」を開発したと発表。06年には別の米科学誌で、この技術を使って老化を抑える化学物質を作成したと発表したが、KAISTの調査ではこの技術は再現できず、化学物質も最初から存在しなかったことが判明したという。
(3/14 22:34)
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