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チベット ラサで暴動けが人も

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中国国営の新華社通信によりますと、チベット自治区の中心都市ラサの市内で、14日午後2時ごろ、日本時間の午後3時ごろ、商店が放火されるなどの暴動が起きたということです。新華社通信は、目撃者の話としてこれらの暴動でけが人が出ており、病院に運ばれていると伝えています。暴動の背景について新華社通信は伝えていませんが、チベット自治区では今週、僧りょによるデモが相次いで起きており、中国外務省は、13日の記者会見で「ダライ・ラマ14世の勢力といっしょになってチベットの独立を目指そうとしている」として非難しています。一方、東京のチベットの関係者によりますと、14日は住民が参加して政府に対する大規模な抗議行動が行われたということで、デモの参加者に対して軍や警察が発砲し、大勢の死傷者が出ているということです。また、この関係者はラサ市内は現在も散発的にデモが続いており、市内全体が緊迫した状況にあるとということです。また、北京のアメリカ大使館によりますと、ラサに住んでいる複数のアメリカ人から「銃声を聞いた」という連絡や「暴動が発生している」という報告がきているということです。このため、アメリカ大使館では、14日、中国に滞在しているアメリカ人などに対してチベットへの訪問を自粛するよう求める勧告を出しました。また勧告では、特にチベットに住んでいるアメリカ人に対してデモ行進などが起きている場所に近づかないよう呼びかけているほか、ラサに住んでいるアメリカ人には、ホテルの部屋など安全な場所を確保して避難するよう求めています。
もどる3月14日 21時57分
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