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2008/03/14

カネなんか貯めるな、使っちまぇ

志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを い「三枚起請」「お若伊之助」 志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを い「三枚起請」「お若伊之助」
価格:¥ 2,310(税込)
発売日:2002-06-19

アメリカからカネが逃げ出してます、と株式日記さんちで書いているわけなんだが、なんせインフレと金融危機が同時に起きているので「王手飛車取り」だというんだが、まぁ、アレだけ無茶をやったんだからオカシクなるのは当たり前だ。
今起きているのは円高ではなくて、アメリカから通貨が逃げ出しているのです。金利を下げていながらポールソン財務長官は「強いドルはアメリカの国益」と述べていますが、精神分裂にかかっているのでしょうか。

インフレと金融危機が同時に起きているのですから王手飛車取りのようなもので、王を逃がさなければならないから飛車は犠牲にならざるを得ない。金利を下げて資金供給すれば金融機関はひとまず落ち着くが、ドルが暴落して石油や金が値上がりする。金はいよいよ1000ドルを越えましたが、それだけドルの信用がなくなっている。

USドルに連動している国はインフレも輸入されてしまうからジレンマに立たされている。中国とサウジアラビアはいつまでドルペッグを続けるのだろうか? ドルペッグを続けている限り中国とサウジアラビアはドルを買い続けざるを得ない。日本はドル買い介入をするのだろうか?
で、かつてバーツ危機というのがあって、突然、バーツが半値近くまで値を下げたわけだ。ユダヤの投機筋がいじったんだが、おかげでおいら、ギルドのハンドメイドギターを15万円前後で三本も買えてウハウハだったんだが、

日本で買うと30万近くするんだけどね。タイ人はギルドなんてメーカー知らないので、輸入品が売れ残っていたわけだ。で、ユダヤに愛国心なんぞ皆無だから、儲かるとなれば、母親だろうが、女房だろうが遠慮なく売る。で、「投機筋は低金利のドルを借りて売りまくれば確実に儲かる」と株式日記さんちでは書いているんだが、アジア諸国は散々それで苦しめられたので、アメリカ様もせいぜい苦しんで下さい。で、
前から書いているように今回のドル安に関してはG7によるコントロールは機能しない。

外貨準備のトップ10には日本しかおらず、主要保有国はすべてG7以外。12年ぶりといわれますが、当時との違いはこれに尽きるのですよ。

さて、介入するのか、あるいはできるのか。「金魚のナントカ」の日本は間違いなく早晩やるでしょう。サブプライムによる損害が実はアメリカより損害が大きい欧州、ECBも追随しますね。BOEも来る。

問題は中国(香港、台湾も入れて)、シンガポール、ロシアなどの現在のベスト10メンバーとスクラムが組めるか。これらが動けば今回のドル安は止まる可能性が高い。しかし、「昔の名前」ばかりで出た場合、投機筋は見逃さないと私は思います。ドルを狙い撃ちにしてくる可能性が高いと私はみます。さて、どうなるやら・・・・
ぐっちーさんが以前から指摘しているんだが、G7だとか偉そうな事を言っても、財布は空っケツという連中ばかりなわけだ。三枚起請の騙され連みたいなもんで、そら、意気があがらない事、おびただしいね、というんだが、中国・ロシアがはたしてアメリカを救うために立ちあがってくれますかね? という話なんだが、文化大革命で国民が何千万人死んでもへっちゃらな中国とか、史上最大の「粛清」で仲間を殺しまくったスターリンの血を引くロシア帝国が、とてもそんなお人好しには思えないわけだ。日本ですら「日銀総裁が決まらないんですぅ、だから脳死状態で動けません(ワラ」とか惚けているわけで、いや、目出度い。で、アメリカではいよいよ破綻するヘッジファンドなんぞ出ているようなんだが、
さて、カーライル・キャピタル・カンパニー(CCC)というヘッジファンドが破綻したようだ。もともとカーライルといえば、「死の商人」ファンドとして、軍需部門へのインサイダー投資で名前をはせたファンドであり、他のPEファンドがメイン・オフィスをNYに構えているのとは違い、ここだけはメインオフィスがワシントンDCにある。(トップ写真はカーライルの共同経営者のデヴィッド・ルービンシュタイン)

ゆえに擬似的な“政府系=共和党系”ファンドのカーライル・キャピタルは、優良な不動産担保証券(モーゲージ証券、この場合、ファニー・メイやフレディマックの政府系住宅金融公庫の発行するモーゲージ証券)に投資(1月末の概況報告書によるとポートフォリオの99%がUSAgency RMBSだってさ、バカみたい)していたが、レバレッジを32倍も掛けていたので、借金で首が回らず、担保価値の減少とともに、貸し手の大銀行から、マージン・コールを掛けられまくったようだ。
ジャパン・ハンドラーズさんちに言わせれば、共和党の国策ファンドだというわけだ。そういやケルベロスなんて国策会社もあったな。猫の首、送らないでねw そういう会社から破綻するというのが、まさに時代というものを象徴しているんだが、途転の力学というサイトでは
公的資金を注入して本格的にマーケットを救済するには「いけにえ」が必要です。それがないと国民的理解が得られないからです。そして、これから銀行の貸し剥しによって「いけにえ」が祭り上げられることになります。なるべくインパクトの大きいヘッジファンドが選ばれることになります。そして、彼らの強制的ポジション解消が市場をしばらく蝕むことになります。そして世間が悲鳴を上げます。「もういじめるのはいいから何とかしてくれ!!」と。そのとき出動の準備が整うのでしょう。でも、ヘッジファンドじゃインパクト薄いかな?やっぱ誰もが知ってる銀行まで行かないと納得されないのかもしれませんね。
ファンドどころか、
誰もが知っている銀行までもが破綻するのではないか、と言われているわけだ。誰もが知っている銀行って、どこだ? という話なんだが、少なくともココではなさそうだというのがコレなんだが、
 信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫は13日、サブプライムローン関連損失で経営が悪化している滝野川信用金庫(東京・北)に200億円超の資本支援に踏み切る方針を固めた。同信金はサブプライム問題に端を発した金融市場の混乱で400億円以上の損失が発生。信金中金は現経営陣らに退陣を求め、早期の経営再建を促す。

 サブプライム問題で経営悪化が表面化した日本の金融機関は滝野川信金が初めて。
滝野川信用金庫がなんで、アッケラカのカーの黒ん坊の尻拭いしなきゃならないのか理解不能なんだが、それがグローバリズムというものであって、だからって、北区の生活保護者の面倒をアメリカ様が見てくれるというモノではないわけだ。まぁ、幸いにして日本ではサブプライムローンの影響は大きくないらしいが、損保が危ないという話もあったりするんだが、いずれにせよ、
今後この手のファンドの破綻が相次ぐことになりますので、日経平均は1万円割れまで突っ込んでいくかも知れませんが、そこで終わりではなく、そこからが本当の下げが襲ってくることになるのです。

【金融メルトダウン】です。

ありとあらゆる金融商品が崩壊することになるのですが、今はまだ殆どの投資家はこのリスクに気づいていません。
そして気がついた時には全てが終わっている時かも知れません。
というわけで、例によって金屋さんは「金を買え」という結論になるんだろうが、おいらの見立てじゃ金も高騰しすぎだと思うので、結論としては、カネなんか貯めるな、みんな使っちまぇ、というわけだ。使い切れなければおいらが手伝ってあげるので、とりあえずカネだったら送ってくれてもいいです。でも、猫の首は要らないので送らないで下さい。

コメント

じゃぁ、歩金成りで米資産の没収をそろそろ始めたほうが
よいのかな。
紙切れをたくさん交わされている日本やシナはどうすればいいんでしょうか?
米資産の保全のために差し押さえが必要でしょうか?
米で価値があるものってのはあるのかな?

まあ借金も飛んでいってくれたらこれ以上言うことねぇなぁ、おいっ。

「江戸っ子は宵越しの金を持たねぇ」ってアレね。

私の父は生まれも育ちも向島だけど、弟(私の叔父)ときたら元祖サーファーで、バブル期に仕事はほどほどにして、やれ御宿の別荘だの、娘たちのドレスだのと消費しまくった末、バブル崩壊後に雪達磨式に借金がかさみ、家も手放し、妻と離婚し、最後は体を壊して入院費用も払えないまま60くらいで亡くなったけど、残した借金は2億近かったらしい。

健康のため、使いすぎに注意しましょう。

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