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きっこさん実名バレ疑惑は本当にイタズラ?

きっこさん実名バレ疑惑は本当にイタズラ?

 Amazonのメールアドレスからの実名ダダ漏れ事件。公になるまで誰もわからなかったんだけど、ある有名ブロガーが面白いことを書いてたから追求してみることにした。この人嫌いだから。

 その有名ブロガーとはきっこさん。この騒動の時に公開してあるメールアドレスから実名がAmazonに公開されてしまったのだけれど、これをJ-CASTニュースの取材で否定した。

 「今回の公開アドレスで登録してある名前は、あたしも読者からのメールで確認しましたが、あたしの本名とは違います。確か、2~3年前にネット上で流された名前と同じようですが、あたしの本名をこの名前にしたい誰かが、あたしの公開アドレスを使って登録したのでしょう」

 たしかに、ウィッシュリストはメールアドレスさえ分かっていれば登録することは可能だ。なんと驚いたことに確認メールすら送られてこない。じゃあ、バレないからこれはイタズラだね・・・と決め付けるのはちょっと待って欲しい。

 この答えにはいくつかの疑問が残る。

 1.なぜ今さら?

 名前は2~3年前に流されたとある。じゃあなぜ今さら使われているのか?2~3年前にはウィッシュリストのことは、極一部の人たちは知っていた。なぜ2~3年後の今になって騒がれるのか?

 2.ウィッシュリスト(欲しい物リスト)の日付がおかしい

 2~3年前に流されただけであって、イタズラとして使われたのはつい最近だ。そう答えたくなるが、ウィッシュリストには2007年6月28日と2007年10月4日の2回登録されている。つまり2007年6月28日にはイタズラを実行できる準備段階にあった。そして2007年10月4日以降はいつしてもおかしくないレベルだった。

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 3.バレたあとに非公開にされたのはなぜ?

 祭りで名前がバレたあとに、そのアカウントはすぐに非公開にされた。イタズラならばギリギリまで公開するのが妥当だ。なぜすぐに隠す必要があるのか?

 4.Amazonに連絡して非公開にして貰った?

 mixiにきっこさん本人の投稿がある。なんと「Amazonに連絡して非公開にして貰った」という。Amazonがこのシステムを使えなくしたのは12日の夜からだ。しかし、きっこさんのアカウントが見られなくなったのは12日の昼過ぎだ。全体の対応の前に個人の対応をAmazonがするのか?とても信じられない。

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 5.ウィッシュリストの登録日付の前後で関連する日記を書いてるのはなぜ?

 2007年6月28日の登録商品「萌え系憲法入門」。その頃きっこさんはちょうど安倍総理や松岡農水相にご熱心だった。2日前には憲法について書かれている。そして2007年10月4日の登録商品「INSPIRE~a tribute 2 PRINCE~」。あらあらまあまあ、前日にこの商品を日記で紹介してるよ。

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 6.なんのために?

 他人の個人情報をバラしても何のトクがあるというのか?例えば住所氏名年齢性別電話番号、確実に本人が特定できるものであれば理由はつけられる。しかし、これはメールアドレスを元にした実名かもしれない?という名前がバレるだけなのだ。誰が何の為にそんなことをやるというのか?

 7.アドレスに届くAmazonのメールはどうしたの?

 登録時には確認メールは来ない。しかし、何らかの個人情報を変更すれば「変更しましたよ」という連絡のメールが来る。さらに、広告のメールもくる。これをこないようにしたければ個人情報の設定を変更しなければいけない。どちらにしてもきっこさんの公開アドレスにはAmazonから連絡が来るのだけれど、気付かなかったのか?

きっこさん実名バレ疑惑は本当にイタズラ?

 パッと思いついただけでも、これぐらいの疑問が沸く。これを全てクリアする人間を思い浮かべて見よう。

 2007年6月28日以降にAmazonウィッシュリストの存在をしっており、きっこさんに恨みがある人物。そしてそれからも常に日記を監視し続け、3ヶ月後にある商品が紹介された翌日に登録。さらにその後はウィッシュリストは扱わず、ただ2ちゃんねるで今回のことが暴露されるのをじっと待っていた。さらにその間、きっこさんは公開アドレスに届くAmazonからのメールには全く気付かなかった。そしてイタズラされてるとわかったきっこさんは、Amazonに連絡。Amazonは異例のスピードで個人対応を行った。こうして今回のことはイタズラとして終了した。

 ああ、偶然かもしれないね。うん。

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