
上杉政虎(Gackt)ら越後勢が海津城(現:松本城?)に向けて出陣し、山本勘助(内野聖陽)、武田信玄(市川亀治郎)等も越後勢を迎え撃つためついに出陣。その途中、勘助は由布姫(柴本幸)が眠る小坂観音院で勝頼(池内壮亮)と落ち合うことに。
勝頼の初陣を報告するために由布姫の墓の前までやってきた勘助。
その時由布姫の幻影が現れ、どこか悲しげに「行ってはだめ」と首を振る姿が。
不安を感じた勘助はとっさに、勝頼へ「諏訪で待てとの命令があった」と嘘をついてその場に留め置くことにしたのでした。
父・信玄のために諏訪勢を引き連れて立派に初陣を飾ろうとした勝頼は、これを聞いてがっかりしていました。
勝頼をその場に留め置いたことを聞いた信玄は「それで良かったのだ」と思ったようで、勘助に礼を言っただけでした。信玄は、義信(木村了)や勝頼の為にも駒井に「生きろ」と命じます。
出陣前、信玄は正室の三条夫人(池脇千鶴)に、「度重なる戦の事」や「武田家の内部事情」の事などでさんざん苦労をかけて「すまなかった」と話します。
それを聞いた三条夫人は、「そのように思っているのなら、此度はかならず勝ってください」とだけしか言いませんでした。また、義信の妻子を預かることになり、義信には「心配するな」とだけ言っていました。
すでに、三条夫人が武田に輿入れしてから25年の歳月が経っていたのでした。
そんな中、海津城に布陣した武田勢に原美濃の生存が確認されたという知らせが。
原美濃を保護したおふく(緑魔子)から、川中島に、「明日霧が出る」と知らされた勘助は…。
あと、原美濃の娘で勘助の養女となったリツ(前田亜季)は香坂弾正(田中光太朗)との結婚に応じると勘助に打ち明けていました。いつの間にかリツと香坂弾正の婚約が成立していたので驚いてしまいましたが。。。
それにしても………上杉政虎、何処でも琵琶を持参してますね。
さすが、演じて居られる方の本業がミュージシャンで、しかも「弾けない楽器はない」と公言されただけあるなあと。
今は無き風林火山のスタッフ日記「大河三昧」でも、Gacktさんが言っていたのですが、琵琶を弾き方を習ってもそんなに苦労はなかったみたいなことを話していましたし。