「イタキス」アニメ化ということで。 情報的にはとっくに知っていたのですが。 「イタキス」は未読の作品なので、 コメントは控えようと思っていたんだけれど。 「ヤマザキ版」になるということで。 わざわざメールもらったりしたので。 まぁ、アニメの出来の8割は、 監督と脚本にかかっていると思っています。 半年と言う短いスパンならば、 脚本家は一人で頑張って欲しいところです。 最近自分が見てきたアニメで、 「良かった」と思う作品は、 脚本家の人数が少ないケースが多いです。 26話だったら一人から四人までの人数です。 “神アニメ”と呼ばれるものを調べると、 案外、脚本家の数は少ないものです。 監督と脚本家の技量と言うのは、 アニメ制作の大黒柱なのではないだろうか。 “原作付き”だとしても。 その“原作”を生かすのは、 監督と脚本にかかっていると感じる。 わたくしは、映画「ローレライ」 高く評価しています。 あの長い小説を、 うまくトリミングしたなぁと思うから。 シンヤ君が出なかったのも大正解だと思うよ。 ソルジャー・ブルーじゃないけれど。 「誰が演じるの? いないじゃない」のレベルだもん(笑) ああ、ローレライは、ガンダムやヤマトをオマージュした、 “超娯楽SF戦記もの”で、 けして、“第二次世界大戦戦争映画”では無い。 →史実と比べてはいけない。 …もともと映画の原案依頼なのに あの長さはどうよ? と言う部分もあるが(笑) 絵柄とか、動きとか。 それも大切なんだけれど、 アニメも物語のひとつなんだし。 わたくしは、常々、 「漫画家で生き残るのは話が綴れる人」と、 そう思っているのです。 “絵柄”は描いているうちに上達しますが、 “お話”はそう簡単にいかないみたいで。 アニメの“絵コンテ”も才能だよなと感じますが、 …富野 由悠季監督とか宮崎駿監督とかは、 監督になる前にすばらしい仕事をしています。 その部分に行くまでのお話がどうしようもなければ、 どうにもなら無いじゃんと感じるのですが。 それとも“絵コンテ”で大幅変更を毎回するもんなんでしょうか。 それなら、脚本家はいりませんよね…。 キャラの気持ちが分からなくて、 脚本家に丸投げする監督ってどうよ? 「イタキス」の原作者は鬼籍に入られていますから、 どんな話にしても救いの手を差し伸べると言うことはありません。 未完の物語のその後を描くとか。 どんな監督、脚本家が制作しても。 ファンの方は不安だと思います。 原作者のご主人は、 母の記憶がぷっつり消えてしまった、 最愛の息子のために、愛妻の作品をCDドラマなど、 メディア展開で蘇らせたいと言うお気持ちのある方です。 また、「漫画が最高」と言うお考えの方です。 今回のアニメ化で、“原作”が、再び読まれることを 望んでいらっしゃるのではないでしょうか? アニメ公式だと、 「地球へ…」のヤマザキ監督が売りのようなんですが… だから不安なんだって[岩蔭|]_・)ソォーッ |
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