淡路
淡路島内11医院が輪番 深夜の小児救急
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県立淡路病院の小児救急深夜受け入れ休止に対応するため、淡路広域行政事務組合(管理者・柳実郎洲本市長)は十三日、受け入れ先となる十一医療機関を発表した。淡路病院が受け入れを休止する十七日から、島内三市などが連携し在宅当番制を導入。小児科医らが毎日交代で、午後十時-翌午前六時の診察を担う。(西尾和高)
医師不足のため同病院が、小児救急患者の二十四時間対応断念を表明してから、受け入れ先となる医療機関確保のため、三市や淡路医師会、淡路県民局などが対策を検討してきた。
小児科専門医院など、受け入れ先に決まった十一医療機関の内訳は洲本市二カ所、淡路市四カ所、南あわじ市五カ所。小児科専門医が月に三-四回、内科・小児科医が一回受け持つ。風邪による発熱、下痢など軽症の「一次救急」が対象で、当直医が診察後、入院や手術が必要な「二次救急」と判断した場合は、県立淡路病院が医師を呼び出し患者を受け入れる。
柳市長は「午前六時から九時は救急患者が少なく、医師の負担軽減のために、これまでの当直時間より三時間減らした。当面、今回決めた輪番制で対応していきたい。小児科がある病院の協力を得て、可能な限り当直体制を維持できれば」としている。
(3/14 09:40)
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