 | 南大門復元 日本で募金集まる 先月10日、ソウル中心部にある韓国の国宝第1号の崇礼門(スンネムン)、通称、南大門が全焼した火災は、日本でも大きく報じられました。南大門の復元は、韓国政府が国の予算で行う方針ですが、在日韓国人で作る民団・在日本大韓民国民団には「復元に役立ててほしい」と火事の直後から募金が寄せられ、これまでにおよそ3000万円に上っています。なかには、手紙を添えて現金を送ってくる日本人もいて、「南大門の崩れ落ちる姿を見て胸が痛みました」とか「夫がハングルを習い、わたしも韓国ドラマで韓国に興味を持ち始めました。元どおりに復元されることを祈っています」などと書かれています。これほど多くの募金が、日本人を含めた民団組織以外の人からも寄せられるのは初めてだということです。民団の担当者は「日韓の交流が進み、南大門が、日本人にも一度は目にしたことのある身近な建物になっていたのではないか。大切な物を失った悲しみを共有できて、ほんとうにうれしい」と話しています。民団では、寄せられた募金を市民団体を通じて韓国政府に贈ることにしています。   | 3月14日 6時40分 |
|  |  | 南大門復元 日本で募金集まる 3月14日 6時40分
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