はじめに
当サイトでは、主に日本語の書き方(表記)に関することと、少しだけ XOOPS に関することを書いています。
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日本語に書き方の統一基準はない!?
お手持ちの国語辞典の巻末あたりに載っていると思いますが、内閣告示・訓令の形で出されている「常用漢字表」は強制力のない目安的存在であり、「法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活において」と適用範囲を示しているものの「科学、技術、芸術その他の専門分野や個々人」は対象外とされています。内閣告示「送り仮名の付け方」についても、適用範囲は常用漢字表と同じであり、常用漢字表にある訓読みのことしか書かれていません。常用漢字(1945文字)以外の「表外字」については、読み方や送り仮名のつけ方のよりどころ、目安さえもないのです。
国語辞典にしても、例えば「身のアカシを立てる」「イヤシ系」などに当てる表外字は、新聞協会が「証し」「癒やし」と書くように決めていますが、「証」「癒し」と表記している辞典も多く、とても統一されているとは言えません。たとえ常用漢字であったとしても、NHKでは「気持ち」を「気持」と書き、速記協会では「手続き」を「手続」と書くなど、身近な言葉でも細かいところで違いがあります。
たかが表記、されど表記。意外に違うと思われるでしょうか、大した差はないと感じられるでしょうか。
表記いろいろにあるWEB好きじゃん辞書で示している好きじゃんコードを日本語入力のときにも表示するデータ(有料)のほか、介護用語データ(無料)などもあります。
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かんぴょう OR 干瓢 OR 乾瓢 -site:kanpyo.net