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米ディズニー:日本でアニメ制作開始 国内最大手などが協力

 米ウォルト・ディズニーは6日、日本国内でアニメーションの制作を始めたと発表した。日本の制作会社と協力して作ったテレビアニメ第1弾を4月に放送する。同社はこれまで主に米国内で制作してきたが、より日本人の趣向に合った作品づくりを目指す。

 1作目はロボットが主人公の2分程度の短編で、衛星放送の「ディズニー・チャンネル」で4月に放送する。5月ごろには別のロボットアニメの短編を、秋には青いエイリアンが登場する人気アニメ「スティッチ」で沖縄を舞台にした日本版を、30分番組として同チャンネルで放送する予定だ。

 制作には、国内アニメ制作最大手の東映アニメーションなど3社が協力。日本を物語の舞台にしたり、CG(コンピューターグラフィックス)を駆使したりして、独自性を出す。

 ディズニーは緻密(ちみつ)な描写など日本のアニメ産業の技術力を評価しており、「将来的に日本以外のアジア諸国に輸出したり、携帯電話向け配信を始めることも視野に入れている」としている。【宮島寛】

毎日新聞 2008年3月7日 東京朝刊

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