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出産後妊婦が大量出血死、遺族と産婦人科医院示談…北九州北九州市八幡西区の「セントマザー産婦人科医院」=田中温(あつし)院長=で2006年4月、出産した同市内の女性(当時31歳)が大量に出血して死亡した事故で、医院側が遺族に5700万円を支払うことで、昨年10月に示談が成立していたことがわかった。 この事故を巡っては、福岡県警が昨年7月、分娩(ぶんべん)を担当した50歳代の男性医師を業務上過失致死容疑で福岡地検小倉支部に書類送検し、地検支部が捜査中。 示談書には、遺族側が男性医師に対し、業務上過失致死事件での処罰を求めないとの条項が盛り込まれており、地検支部の判断にも影響しそうだ。 女性は06年4月5日早朝、同医院に緊急入院して男児を出産した。男児は無事だったが、女性は約3時間後に死亡。県警は昨年7月5日、男性医師が、女性が大量に出血したにもかかわらず、輸血などの適切な処置を取らずに出血性ショックで死亡させたとして、書類送検した。 田中院長は書類送検を受けて開いた記者会見で「医師が当時認識していた出血量で死に至ると予測するのは不可能」として、刑事責任を否定していた。 示談について、女性の夫は「妻の死に関して何らかの決断をしなければならないと思い、示談に応じた」と話している。 一方、同医院は「責任者が不在でコメントできない」としている。 |
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