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石原銀行 3年間で役員17人がトンズラ

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 石原銀行の放漫経営に呆れ果てた役員が、開業からわずか3年間で17人も相次いで辞めていたことが明らかになった。

 新銀行東京は05年4月の開業時、取締役兼務の代表執行役のほか、執行役5人と取締役6人の役員12人体制で船出した。10日の朝日新聞によると、1年もたっていない06年3月に役員1人が任期途中で辞任したのを皮切りに6月には4人、12月には1人と、歯が抜けるように次々と辞めていった。

 開業時の代表執行役も07年6月に退任。開業3年目の今、残る役員は2人だけ。開業以降に13人が新たに役員になったがうち7人が辞任。計17人が“トンズラ”した。

 06年に辞めた6人は、大手都銀や監査法人出身で金融に精通。開業当初から、融資先の焦げ付きや倒産が相次ぎ「取締役会で放漫経営の見直しを訴えたが、聞き入れられず、見切りをつけた」と証言している。また、役員ばかりか行員の出入りも激しく、3カ月に20〜30人が辞めた時期もあるという。

 この銀行は06年9月期決算で融資先の破綻に備えた一般貸倒引当金を焦げ付き率を4分の1に圧縮して計上。監査法人に指摘されたところ、旧経営陣が「監査は不要」と通告したことも判明した。刑事責任を問われるのは必至だ。

【2008年3月10日掲載】



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