半分の月がのぼる空

いきなり入院した。僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。
病院には同い年の里香って子がいた。彼女はわがままだった。まるで王女さまのようだった。
でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ…。里香は時々、黙り込む。砲台山をじっと見つめていたりする。僕がそばにいても完全無視だ。
いつの日か、僕の手は彼女に届くんだろうか?彼女を望む場所につれていってあげられるんだろうか―?

完結

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総合管理人 叶