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3000万部の温暖化防止“号外”、配布始まる

6月22日、日本が環境問題一色になる

軸丸 靖子(2007-06-18 20:55)
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 地球温暖化防止のため、ライフスタイルの変化を呼びかけるフリーペーパー『30秒で世界を変えちゃう新聞 豪快な号外』の配布が、全国で始まっている。

 ハイライトとなる夏至の6月22日金曜までに、およそ3000万部を配っていく計画だ。日本人の4人に1人には行き渡ることになる。18日は東京でキャンペーンが行われ、新宿など都内8カ所に集まったボランティアらが、「地球温暖化を止める号外でーす!」と声をかけながら、1部1部、号外を手渡した。

配布ボランティアから“号外”を受け取った男子学生ら。東京のキャンペーンは、新宿、秋葉原、渋谷など8カ所で行われた(18日午後、JR池袋駅東口前、撮影:軸丸靖子)
宣伝カーの上に上ってスピーチをするてんつくマン(18日午後、JR池袋駅東口前、撮影:軸丸靖子)

 “号外”はタブロイド判カラー8ページ。うち4ページは漫画家の山田玲司さんによる『ほんと 未来は どうなるの?』というマンガで、このまま地球温暖化が進めばどうなるのかを易しく解説している。

 残りのページは、「買い物をする時、奥の賞味期限の新しいものを買わず手前から買おう」といった、環境を守るためにすぐに始められる30項目の工夫リスト、メッセージなどが紹介されている。

 発案者は、元芸人で路上詩人のてんつくマン(本名:軌保博光)さん。この企画のために、これまでに約8000万円の資金と、1万5000人の登録ボランティアを集めた。この登録ボランティアのそれぞれの下に、さらに配布を手伝うボランティアが集まっているという。

“号外”の配布スタイル。腰にゴミ袋を下げ、目についたゴミを拾う(18日午後、JR池袋駅東口前、撮影:軸丸靖子)

 「日本の首都 東京だって なまら熱くてよかろうもんだがや!」をうたったこの日の東京キャンペーンでは3万部を配布。白いTシャツを着たスタッフらが、腰にビニール袋を下げ、ゴミを拾いながら“号外”を配った。19日も朝6時から8時まで、山手線の一部の駅で配布する。

 このほか、大分では20日のJリーグ・大分トリニータ対ジェフ千葉戦でも2万部を配布。小豆島など、地域によっては新聞へも無料で折り込まれる。

※各地のイベント情報はこちら
※号外のダウンロードはこちら

 また、最終日となる22日は、各地の「100万人のキャンドルナイト」イベント会場でも配布する。東京・代々木公園のイベントにかかわる居酒屋スタッフの野口陽子さんは、「すごいことになっているんで、ぜひ、来てください」とアピールしている。



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