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NEC、社内向け情報漏えい防止システムを刷新−ISO準拠に
NECはグループ全体の共通基盤となる社内向け情報漏えい防止システムを国際セキュリティー評価認証「ISO/IEC15408」に沿って刷新する。操作ログ(履歴)の監視の徹底やファイルの強制暗号化、特殊なUSBメモリーの使用などにより、ルールや個人のモラルだけでは防ぎ切れない情報漏えいリスクをITですべて抑え込む仕組みを構築。6月までに連結子会社を合わせ約14万台の社員のパソコンに全面適用する。併せて5月に協力会社向けのサブシステムも実用化する。
同15408は独立した第三者機関の評価と認証を受け、評価結果はISO/IEC加盟各国で相互運用される。NECはその取り組みを通じてブランド力を高めるとともに、成果を自社のセキュリティー製品や開発手順などにも反映させる。
強化施策では「情報漏えいの撲滅」(NEC)を掲げ、ITの活用で意図しない事故や不正行為なども含め、すべてのリスクをシステム上で防ぐ。
(掲載日 2008年03月13日)
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