ここから本文エリア JR貨物負担線路使用料 引き上げ求める2008年03月08日 JRが近く行うダイヤ改定での寝台特急「北斗星」の減便に伴い、IGRいわて銀河鉄道(本社・盛岡市)が年約1億2千万円の減益が見込まれる問題で、達増拓也知事は7日、JR貨物がIGRに支払っている線路使用料を引き上げ、減益分を穴埋めさせる考えを示した。 達増知事は記者会見で、「寝台特急を維持して欲しいとJRに伝えたい」としたうえで、「線路使用料は、寝台運賃がたくさん入ってくることを前提に決めていた。使用料を見直すという議論もあわせて行っていく」と述べた。 県地域企画室によると、02年の東北新幹線八戸延伸後、IGRは盛岡―目時(青森県三戸町)間の線路使用料として、JR貨物から平均で年約12億円の支払いを受けている。 一方で貨物列車の走行には、線路の維持管理や運行システムなどの経費として年約16億円が必要で、差額は寝台特急の運賃収入などが充てられていた。 今後、「本来は満額の16億円が支払われるべきだ」(県地域企画室)として、線路使用料の引き上げを国に求めていくという。 マイタウン岩手
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