南日本新聞のウェブサイト373news.comです

メニューをとばして本文へ移動します
県内ニュース スポーツ 社  説 南 風 録 黒ヂョカ 映画案内 きょうの催し 気象情報 おかいもの
桜島ライブカメラ 動画歳時記 懐かしフォト 焼酎蔵めぐり サッカー王国 こどものページ そいじゃが通信 母 校 便 り 見学アルバム
九州新幹線一部開業丸4年 利用増 最高ペース
おれんじ鉄道下げ止まる
(03/13 07:52)
一部開業から丸4年を迎えた九州新幹線つばめ=12日、鹿児島市のJR鹿児島中央駅
 九州新幹線(鹿児島中央−新八代)と肥薩おれんじ鉄道(川内−八代)は13日、2004年3月の開業から丸4年を迎えた。新幹線は4年目の利用者数が過去最高のペースで推移するなど好調。厳しい経営が続いてきた第3セクターの肥薩おれんじ鉄道も、07年9月中間決算で運賃収入が初めて下げ止まるなど、利用者増加に向けた取り組みが実りつつある。
 JR九州によると、新幹線4年目の1日平均利用者数は、2月末現在(速報値)で9425人。前年同期比3.1%のプラスだった。年間ベースで過去最多だった開業2年目(05年3月−06年3月)の9228人も上回って推移している。
 同社鹿児島支社が好調の一因に挙げるのは、通勤通学定期(つばめエクセルパス)の利用定着。鹿児島中央−川内間で現在、開業当初の2倍近い約400人が利用するなど、「時間的、料金的な面から、薩摩川内市や出水市と鹿児島市との間で、通勤通学が十分可能という意識が浸透してきたようだ」(本田雅紀営業担当課長)とみている。
 統計はないものの、大河ドラマ「篤姫」の効果で観光目的の利用も伸びた可能性があるという。JR九州の石原進社長は「『新幹線は利用価値がある』と社会的に評価されているということだろう。今後もサービス改善などを進め、この調子で(2011年春の)全線開業に滑り込みたい」と話している。
 新幹線開業に伴ってJRが経営分離した肥薩おれんじ鉄道は07年9月中間決算で、運賃収入が前年同期比1.9%増と、初のプラスだった。嶋津忠裕社長は「沿線の方々と連携した乗車運動の効果で若干だが乗客は増加傾向にある」と語る。15日からは待望の鹿児島中央駅乗り入れも始まる。「鹿児島市民に車両を直接見てもらえることは大きな宣伝効果。これをきっかけに積極策に転じ、収益増につなげたい」と期待している。
 





戻る ]

ピックアップ
ニュース・コラム
情報
スポーツ
オリジナルコンテンツ
 
NEC
鹿児島市住宅公社
pico
日経平均



新聞社合同サイト
 
 
 
県内ニュース スポーツ 社  説 南 風 録 黒ヂョカ 映画案内 きょうの催し 気象情報 おかいもの
記事・画像等の一切の無断転載、二次利用をお断りいたします。これらの著作権は南日本新聞社または各情報提供者にあります。