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【社会】脳死移植で異例の摘発 京大医師ら3人書類送検2008年3月13日 17時28分 京都大病院で2006年、脳死肺移植の手術を受けた兵庫県尼崎市の女性=当時(30)=が重い脳障害に陥り、7カ月後に死亡した問題で、京都府警捜査1課と川端署は13日、業務上過失致死容疑で京大医学部の医師ら3人を書類送検した。 脳死移植をめぐり、医師が摘発されたのは極めて異例。京大病院は06年5月以降、脳死、生体を問わず肺移植手術を自粛している。 女性は06年3月、肺リンパ脈管筋腫症のため、脳死判定された男性から肺を提供され、移植手術を受けた。 しかし、酸素不足の血液が脳に送られるなどのミスが重なって全脳虚血となり、同年10月に死亡。京大病院は「移植チームの意思疎通が不十分で、手術中に重大な過誤があった」との調査結果を発表した。 (共同)
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