ジム・ロジャーズの言葉 2008年3月前半パート3 最新の言説

2008年3月前半パート3です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。順次追加していきます。

(ヨーロッパにおけるインタビューで)

−“FEDを廃止せよ”のインタビュー内容
「(FEDに関して)私だったら、連邦準備銀行(FED)を廃止する。そして、連銀議長の職を辞する。」
「(もしそうなれば、)お札を刷る者はいなくなる。アメリカでインフレは起きない。米ドルを崩壊させたりはしない。」
「自国通貨を安くさせることで、かつて成功してきた国は、世界中のどこにもない。」
「それが、彼(バーナンキ)がしようとしていることだ。」
「アメリカ経済を回復させる一つの方法として、彼は、通貨(米ドル)を安くさせようとしている。」
「しかし、それは、長期、又は、中期で、決してうまくいかないだろう。」
「バーナンキは、何をするつもりか?彼のヘリコプターに乗って、世界中を飛び回り、使用料を集めるのか?それは馬鹿げている。」
「聞いて欲しい。投資銀行は、まさに今この時、破産しかけている。もしも人々がミスを犯せば、もしもあなたがトラブルに遭っているどの投資銀行でも“取り付け”を起こせば、それは、資本主義ではない。それは、金持ちのための社会主義だ。」
「(最も弱気であるファニーメイに関して)しかし、彼らの全部に問題があるのである。」
「私は、投資銀行株をショート(売り持ち)にしている。」
「そして、例えば、綿花、小麦、コーヒー、砂糖のような農産物商品と、中国人民元、日本円を、ロング(買い持ち)にしている。」
「ぜひ農産物を買いなさい。農産物は、次の数年間に、あなたが一財産作れる数少ない場所の一つなのだから。」

(出典)cnbc.com
・Jim Rogers: 'Abolish the Fed'

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ジム・ロジャーズ氏 最新インタビュー (2008/03/07)

大和証券投資信託委託株式会社が、先日、米国において、ジム・ロジャーズ氏に最新のインタビューを行いました。大和投資信託の最新ファンド・レターとして発表されています。

○プラチナの見通しに関して
○鉄鋼先物のRICIへの組入れ可能性に関して
○石炭・鉄鉱石の見通しに関して
○2008年度のユーロ圏・米国・日本の金利動向に関して
○主要国のスタグフレーション入りの可能性に関して
○もしロジャーズ氏がFRB(連邦準備銀行)議長だとしたら、サブプライム問題にどのような対処をするか?
○もしロジャーズ氏が日銀総裁であれば、どのような金融政策を実施するか?
○今後1年間の円の見通し(対米ドル・ユーロ・英ポンド)に関して
○英国経済の見通しに関して
○南アフリカへの投資に関して
○世界経済のデカップリング論に関して

『もしも自分がFRB議長であれば、議長を辞職して、中央銀行を廃止する』など、ジム・ロジャーズ氏独自の米国金融政策論などが展開されています。また、最近の金融トピックス、金利動向、通貨の見通し、デカップリング論など良問ぞろいのインタビューに、ジム・ロジャーズ氏は鋭い意見を述べています。

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ジム・ロジャーズ氏インタビュー
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