◇来月から
県は12日、開業医の協力で運営している産婦人科の夜間・休日の1次(通常分べんや軽症を扱う)救急の在宅当番医制を、4月から拡大すると発表した。協力を得られる医院などが増えたため。従来の県内1カ所から、週3、4日は北和、中南和の計2カ所で1次診療機関が確保される。
在宅当番医制は昨年8月に橿原市の妊婦が死産した問題への対応策として、4医院の参加で今年2月10日に開始。病院による輪番の空白となっていた金、日曜を埋めていた。
4月以降は、新たに5医院と1病院が参加。北和地区で毎日当番医を確保した上で、中南和でも曜日により診療が可能になった。【中村敦茂】
毎日新聞 2008年3月13日