日本ビクターは、有機色素を記録材料に使った追記型(1回記録型)の録画用ブルーレイディスク「BD-R LTH TYPE」(BV-R130L5)を2008年3月下旬に発売する。5枚パックで価格はオープン、予想実売価格は5500円前後。当初月産2000パックの予定。
新開発の有機色素記録層と高精度スタンパを採用し、デジタル放送のハイビジョン番組録画に必要な大容量データを安定して記録・再生できる。また、著作権保護機能を備え、地上/BS/110度CSデジタル放送の「1回だけ録画可能」番組も録画可能。
記録面を保護する厚さ0.1mmカバー層の表面に「U-HDハードコート」を採用し、傷や汚れに強く、ほこりが付きにくい。記録容量は25GBで、最大2倍速記録に対応する。録画時間は、地上デジタル放送のハイビジョン番組を転送レート17Mbpsで録画の場合が約180分、BSデジタル放送のハイビジョン番組を転送レート24Mbpsで録画する場合で約130分。
2007年3月に策定された追記型ブルーレイディスク規格「Blu-ray Disc Recordable Format Version 1.2」のLTH記録対応機器で利用できる。最新ファームウエアへのバージョンアップが必要な場合もあり、同社は各機器メーカ−に確認するよう呼びかけている。
(文/鴨沢浅葱=Infostand)
■関連情報
・日本ビクターのWebサイト http://www.jvc-victor.co.jp/