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ホロコースト犠牲者しのぶ オーストリア併合70年(03/13 13:35)
【ウィーン12日石井群也】ナチス・ドイツによるオーストリア併合から十三日で七十周年を迎えるのを前に、ウィーンの英雄広場で十二日夜、ホロコースト(大量虐殺)による犠牲者をしのぶ追悼集会が行われた。 併合当時、広場にはヒトラーをたたえる歓声があふれ、オーストリア人自身も虐殺の加害者となった。このため集会は、自戒の念を込め「沈黙の夜」と名付けられた。会場のスクリーンには、犠牲となったユダヤ人やロマ民族、障害者ら八万人の名前が一人ずつ投影され、広場は同じ数のろうそくで埋め尽くされた。 アウシュビッツ強制収容所で生き残ったユダヤ人のランベルグさん(82)は「家族すべてを失った心の傷は消えない。あの悲劇を決して忘れてはいけない」と人種差別や外国人排斥の愚かさを訴えた。 |
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