大人は質問に答えない このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-03-04 ランク調整中

ノート・問題集を使った最終鬼畜勉強法

| 23:22 | このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

半分は自分用として。


講義で体系的な知識を学んで、ノートもあるけど、いまいち覚えていない。

覚えてないもんだから、問題集を解いてみても成績が悪い。どうしましょう。

そんなときにオススメ。ということで今回は学生さん向けの記事になります。(自分も予備校生だが)


1. 各教科の講義用ノートと問題集用ノートは既にあるという前提で、ノートをもう一冊用意します。

「まとめ」とでも書くとよいでしょう。

で、目次を書くようなつもりで、教科の各分野を書きましょう。階層をつけるとなおよいです。

今自分のまとめノートの、憲法のページを見ると、例えばこんなんなってます。


(上の羅列に特に意味はない。単にサンプルです)


2. で、どうするのかというと、最も細かい分野の題名を見て、内容をそらんじるわけです。できるまで。

逐次的な正攻法を、少しは楽にするための工夫です。

当然「できるか!」というくらい面倒くさいんですけど、そこは次、問題集用ノートを用意します。


3. まず、各教科の問題集用ノートをページごとに区切ります。

  • ボールペンで問題ひとかたまりの番号だけを書いたページ(多い)
    • 作業用1。少しずつ解く
  • ボールペンで全ての問題の番号だけを書いたページ(少ない。見開き2ページで済むかも)
    • 作業用2。後で一気に解く
  • ボールペンで全ての問題の番号と答えを書いたページ(少ない。見開き2ページで済むかも)
    • 答え合わせ用
    • 全問題番号ページの前後がよい

4. 次に、問題をひとかたまりずつ解きます。基本はさっきまとめノート使って覚えた記憶を元に解くのですが、

分からなくなったらノートを見てよいというのがミソ。

また、鉛筆かシャーペンで書いてください。後で消せるように。

  • 最初は実力のまま山のように間違えてみる
  • 間違えたところについて、改めてノートを読んで、赤線引くなり何なりする
  • 解答に解説が載っていると思うので、その場合は解説も読んで赤線引くなり何なりする

5. そして、鉛筆で書いた答えを消してもう一度やります(ボールペンの番号だけが残るので再利用性が高い)。

場合にもよるが、九割の正答率を目指します。頑張りましょう。

なお、さっき解いた答えは覚えていても構いません。それでは実力にならない? そこはまた後で。


6. 翌日。まとめノートをそらんじてみます。

問題解いた記憶が残っていますので、前の日よりははるかに覚えていることでしょう。

この状態でノートとすり合わせを行うと、覚えやすさが大分違うと思います。


7. さあ、そこで再び問題を解くんですよ。一度解いた問題に関しては、作業用2がいいでしょう。

  • 今までやった奴全部解く
    • 体力の限界があるので、教科の半分か1/3くらいで一区切りして休むのも手です
  • 一枚ページをめくって答え合わせ
    • とにかく合ってるかどうかだけ確認し、間違ってたら鉛筆でチェック
    • 間違っていた問題に関してだけ、もう一度ノートと解説を読みなおす

一度解いた問題は、正直それほど時間がかからずに量がこなせるようになります。

慣れれば慣れるほど早く沢山解ける、問題が増えてもどうにかなる、という感じです。

軽く極めるだけでも、一時間で一教科くらい軽く片づけられるようになるので。


8. これで九割の正答率を保てるならよいのですが、まあ何か忘れてて、九割を下回ると思います。

忘れたのも実力のうちなので、また覚えなおしましょう。

そして、また作業用2を消して、九割の正答率を得られるまでひたすら解きましょう。


9. 最終的には、別の問題集をやったときでも、よっぽど変な問題が来ない限り、

八割近い正答率を叩きだしていることに気付いているはずです。

こうなればしめたものですが、最終的にはどんな問題集をやっても九割の正答率が叩きだせることを目指しましょう。


一教科このようにして極めるのに、多分一週間かかると思います。

が、これがズルをも呑み込んだ大人の正攻法最短ルートだと思うので、頑張りましょう。

トリップするような素晴らしいテクノをガリガリギャギャギャと鳴らしながらやるのもよいかと思います。


そんな感じで憲法は何度解いても九割取れるようになりました。民法も今日なった。素晴らしいぞ!

次は行政法だ! また多分ボロボロの成績で最初の頃は凹むんだろうなー! しかしやるのだ! ギシャー!

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/a-kubota/20080304/1204640572