2008年3月13日 12時56分更新
竹田市は、安定した救急医療の体制を整えるため、救急患者を年間一定数以上受け入れた市内の病院には新年度から1人あたり9000円補助金を支給することになりました。
竹田市の竹田医師会病院では去年、「常勤の医師が足りないので救急患者の受け入れに対応できない」として救急病院の指定を去年6月、撤回しました。
その後、医師を増やし、ことし1月からは救急患者の受け入れを再開しています。
こうしたことから竹田市では救急患者の受け入れ体制を整えるため、新年度の当初予算案に補助金567万円を計上しました。
対象になるのは竹田市内の救急病院で、年間180人以上、救急患者を受け入れた場合、1人当たり9000円が補助されます。
現在、市内の救急病院は竹田医師会病院だけですが、市では「ほかの病院も救急病院の指定を受けてもらい、市民が安心できる体制を整えてほしい。また竹田医師会病院にはこれからも引き続き多くの救急患者を受け入れてもらいたい」と話しています。