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睡眠短いと肥満になりやすい

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調査を行ったのは、日本大学医学部公衆衛生学分野の兼板佳孝講師のグループです。グループは、平成11年とおととしの2度にわたり、職場で健診を受けたおよそ2万人の男性からデータを提供してもらい、睡眠時間と肥満などとの関連について分析しました。この結果、2度の調査とも、睡眠時間が5時間未満だと答えていた人は、それ以上寝ていた人に比べて「肥満」と診断されるリスクが1.36倍高くなっていました。また、睡眠時間が5時間未満の人は「高血糖」と診断されるリスクが、それ以上寝ていた人に比べて1.27倍高くなっていたということです。睡眠時間が短すぎたり長すぎたりすると心臓病や糖尿病などの生活習慣病になる危険性が高くなるという研究が、最近、欧米で相次いでいます。兼板講師は「睡眠時間が短くなると食欲を制限するホルモンが減少するという報告があり、可能性の1つとして、睡眠が短いと食欲が出て、肥満や糖尿病になる危険性が高まることが考えられる。睡眠をとることが、生活習慣病の予防になるとはあまり考えられていなかったが、今後は睡眠時間の確保も重要になるだろう」と話しています。
もどる3月12日 18時4分
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