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【社会】

患者死亡で院長を書類送検 動脈傷つけた業過致死容疑

2008年3月13日 13時37分

 埼玉県警捜査1課は13日、手術で女性患者の動脈を傷つけて死なせたとして、業務上過失致死の疑いで、同県春日部市にある春日部厚生病院の院長(53)を書類送検した。

 調べでは、院長は2005年7月7日、春日部市の女性=当時(75)=の腰椎の手術をした際、十分な注意を払わずに手術器具を使い、女性の腰の動脈を傷つけ、10日午後に出血性ショックによる多臓器不全で死亡させた疑い。

 院長は捜査1課の任意の事情聴取に対し、容疑をおおむね認める供述をしているという。

(共同)
 

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