メールでは感情をだそう!
人と話しているとき、人は無意識に相手の感情を読み取ろうとします。たとえば彼or彼女が足を組んでいたら、「この話は興味がないかな?」と思って話題を変えたり、逆に身を乗り出してきたら、その話題を続けていくのではないでしょうか。
こんなときには、相手の行動から感情を読み取ってるわけです。もちろん恋人同士の関係でなくても、友達同士でも相手の感情を読みとりながら会話をしていると思います。
さて、メールの場合はどうでしょう? もし相手を何かに誘って、「いいよ」という返事が返ってきたらどうするでしょう? おそらく前後関係から、相手の「いいよ」が肯定の意味なのか、否定の意味なのかを判断すると思います。たとえば「いいよ、楽しみだな☆」と来て否定だと思う人はいないはずです。
このように人は、言葉と他の情報とを結びつけて、相手の感情を判断しようとします。ちなみに人が会って話しているとき、言葉から読み取っている感情は、7%ほどだといわれています。
いかに言葉の持つ、感情を伝える力が弱いかわかるでしょう。
このためにメールでのコミュニケーションでは、ものすごく感情を読み取りずらいのです。なにしろその7%で相手の感情を判断しなければいけないのですから!
もっとも絵文字も顔文字もあるので7%は言い過ぎかもしれませんが、感情が伝わりにくい事に変わりはないでしょう。
今日送るメールからは、少し感情を強めに表現することをオススメします。普段の会話で事実だけを話しても相手の考えはわかるかもしれませんが、メールでは難しいでしょう。自己完結してると言われてしまいます。
「今日は○○があったんだ〜」を、「今日○○があったんだ〜☆超楽しかった!」に変えるだけでも相手の印象は大きく変わるはずです。