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アニメ「true tears」舞台でファン交流 南砺・城端駅にノート

2008年03月13日

アニメ「true tears」舞台でファン交流 南砺・城端駅にノート

 人気テレビアニメ「true tears(トゥルー・ティアーズ)」の舞台として注目されている南砺市城端地域のJR城端駅に、ファンが自由に書き込むノートが置かれ、来訪者の交流が広がっている。

 ノートは先月下旬に訪れた富山市の男性が同駅構内にある城端観光協会の職員に依頼し、今月初めに置かれた。同協会は、作品を手掛ける同市城端(新町)の映像制作会社「ピーエーワークス」から提供されたパネルなども展示し、構内の一画が「true tears」コーナーとなっている。

 ノートの冒頭には、ファンが書き込みを通じてコミュニケーションを深めることや、町巡りをする時にマナーを守ることなどが書かれている。大阪、埼玉などから訪れたファンが、町並みの印象などを書きつづり、イラストも描かれている。先週末に訪れた金沢市の二十二歳と十九歳の大学生二人組は「初めて城端に来た。アニメと同じ町並みがあって写真をたくさん撮った。感激です」と語り、ノートに書き込んでいた。同協会の健名史朗専務理事は「若者が次々と訪れ喜んでいる。作品上映会などのイベントも考えたい」と言う。貸し自転車を置いてほしいとの希望もあり「ファンの声に耳を傾け、検討したい」としている。

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