飲酒運転厳罰化、効果に疑問 違反者97%が認識

 厳罰化も効果なし? 青森県警が飲酒運転違反者を対象にアンケートを実施した結果、違反者のほとんどが、改正道交法(昨年9月施行)による飲酒運転の厳罰化を知りながらハンドルを握っていたことが12日、分かった。

 調査は昨年10―12月、飲酒運転で運転免許停止処分を受けた69人に実施。改正道交法で罰則が強化されたことについて、計67人(97.1%)が「知っていた」「おおむね知っていた」と回答した。

 飲酒運転をした理由では、「少しくらいなら大丈夫だと思った」が46人(66.7%)に上った。「二日酔いだった」が10人で、5人は「捕まらないと思った」と答えた。

 県警運転免許課は「厳罰化後も、ドライバーの飲酒運転に対する意識は低い。取り締まりを強化するとともに、講習を積極的に開き、意識向上を図りたい」と話している。
2008年03月12日水曜日

青森

社会



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