宇宙から戻った種を栽培へ
これは宇宙航空研究開発機構が日本初の有人の宇宙施設「きぼう」を民間にも活用してもらおうと有料で利用する計画を公募したもので、理科の教材の開発などに取り組む東京の企業が高知県の研究グループなどと共同で提案した計画が選ばれました。計画では日本の桜や実験用のシロイヌナズナなどおよそ10種類の植物の種をことし8月打ち上げ予定のロシアのロケットに載せて国際宇宙ステーションの「きぼう」まで運びます。種は無重力の状態で保管され、ことし12月以降にスペースシャトルで「きぼう」に行き長期滞在する予定の若田光一さんが来年、帰還する際、持ち帰ります。そして、全国の中学校や高校に配られて、無重力状態にあった種がどのように育つのか、実験を行います。計画を提案した企業は「子どもたちが宇宙を身近に感じ、宇宙について考えるきっかけになってほしい」と話しています。 |
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