NHKニュース
NHKオンライントップへ
各地のニュースへ
外国語ニュースへ

“痴漢にされた”悔しさ語る

VIDEO
WindowsMediaPlayerメディアプレーヤー(56K)モデム、ISDNなど
メディアプレーヤー(200K)ブロードバンド
RealPlayerリアルプレーヤー(56〜200K)
ボタンをクリックすると、NHKニュースが動画でご覧になれます。詳しくはこちらへ
大阪・堺市に住む58歳の会社員の男性は、先月1日、大阪市の地下鉄の車内で「知り合いの女性に痴漢をした」と甲南大学法学部4年の蒔田文幸容疑者(24)にうその届け出をされ、逮捕されました。1週間後、女が「示談金を取ろうと、蒔田容疑者と痴漢の被害を装った」と自首してきたためようやく疑いが晴れました。男性は12日、NHKの取材に応じ、「車内で立っていたら、近寄ってきた女が『痴漢だ』と言って泣き崩れた。警察からは、何度も『謝れ』と言われた。何もしていないのに、はめられたという感覚だった」と当時の状況を語りました。また逮捕されたことについて「家族は『信じている』と言ってくれたものの、半信半疑だったと思う。悔しさとむなしさでいっぱいで、蒔田容疑者らは、しっかりと罪を償ってほしい」と語りました。こうした無実の人を痴漢に仕立てあげて、示談金をだまし取ろうするケースは、全国的に増えているということで、痴漢事件に詳しい秋山賢三弁護士は、「警察が痴漢の検挙に力を入れるようになったことを逆手にとった悪質な犯罪だ。もし痴漢に仕立てられたときは、逃げたり、相手の言いなりになったりしないで、きぜんとした態度で臨むことが大切だ」と話しています。
もどる3月12日 23時39分
Windows Media Player を入手するreal player フリー動画をご覧いただくには、各プレーヤーが必要です。左のロゴから、無料でダウンロードしていただけます。
詳しくはこちらへ
政治経済社会国際地域スポーツ