映画という名のタロット
このblogに今後書く予定の記事について、少し前フリさせて頂きます。
音楽にはコード進行がある。映画には?
東急ジルベスターコンサートをご覧になった方も多いかと思います。全ての楽器、パートの楽譜が書かれたスコアは分厚くてゴチャゴチャしてて、(少なくとも私は)見てると頭がクラクラします。
ちょうどこのシーズン、街の本屋さんには、歌本が平積みされています。流行歌(死語)の(CとかGといった)コード進行とメロディーラインのみが書かれた楽譜が掲載されており、だいたい、1ページで一曲、という体裁が多いようです。
楽譜の規模はかなり違うものの、コードをポロポロ爪弾きながらメロディーを口ずさむだけでも、知っている曲なら判るものです。大編成のバンドでも、道でギターを抱えたストリートミュージシャンが演奏していても、曲としては、同じ曲に聞こえます。
映画のショット分析にタグ付けを使ってみる
映画の批評、分析の手法として、シーン分析、ショット分析があります。
で、ある一場面を言語化するのに、ソーシャルブックマークやblogで使われているタグ付けという手法を使ったらどうだろう?という思いつきです。
(タグ付けをご存知ないかたのための説明 : このblogでは、タイトル直下にタグが小さく表示されています。 クリックすると、同じダグが付けられた記事を表示します)
自主制作。。。に限らず、作品づくりは、時間も、予算も限られた中で行われます。ある映画のあるカットと同じタグ付けされる映像を撮ったら、まるっきり違う被写体であっても、似た印象を与えることが出来るのではないだろうか?
ギター一本の弾き語りであっても、同じ曲に聞こえるように。
予算数億~数十億の映画。。。。の中の1ショットと同じものを撮れなくても、 「同じ印象」 を観客に与えることが、ひょっとしたら可能なんじゃなかろうか?
そんな思いつきです。この思いつきがうまくいくかどうかは、まだ判りませんが。
タグにはタロットカードを使ってみる
音楽にはC,G, マイナー、メジャー 7(セブンス)といったコード体系がまとめられています。映画のショットにタグ付けするには、どんな記法を使ったらいいのか。。。できるだけ、自分にも他人にも判りやすいものは。。。
ある日、思いついたのがタロットカードでした。ジョジョ好きだから、という理由。。。だけではないのですけれども。
このblogでは、(ジョジョでも使われている)22枚の大アルカナを使って、映画の面白かったカットにタグ付けをしていきたい、と考えています。
タロットでタグ付けしやすいカットを紹介する、という逆の結果になりがち。。。という事態が予想されますが、ご容赦ください。
「映画評論」?
。。。などというものを書くには、私は、あまり映画を見ていないので、
- 気になった映画の場面をブックマーク
- タグを付ける
という程度の感覚で記事を書いていけたらいいなぁと思っております。