30トンの電車が宙に浮く 上田電鉄別所線2008年03月12日 長野県の上田電鉄別所線の中塩田駅構内で7日、車両の更新に伴う大がかりな搬入作業があった。宙に浮いた車両は約30トン。2台の大型クレーンでつり上げ、作業員らが微妙な操作を繰り返しながら、慎重に台車に載せていった。
既存車両の老朽化などに伴う更新で、この日は2両の搬入作業が行われた。新車両は系列の東急電鉄で使用されていたものを購入。横浜から4日かけ、大型特殊トレーラーで陸送されてきた。 2両の重量は、それぞれ33・8トンと29・5トン。トレーラーから台車に載せ替える作業は、ゆっくり、慎重そのもの。1両に約2時間かかった。 別所線は現在、5編成(1編成=2両)で運行しているが、今年度と新年度、それぞれ2編成を更新し、既存車両の一部を廃車にした後は6編成となる。今回更新の車両は試験運転などを経たうえ、5月ごろから運行されるという。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
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