ドクゼリ食べ2人が食中毒 大崎宮城県大崎市岩出山で11日夜、65歳の女性2人が、カブのような植物を食べた後、吐き気などの食中毒症状を訴え、大崎市内の病院に運ばれた。1人は一時、意識不明の重体となったが、快方に向かっている。もう1人も入院しているが、症状は軽いという。大崎保健所は12日、2人の症状や聞き取り調査などから、セリ科の多年草「ドクゼリ」による食中毒と断定した。 宮城県警鳴子署などによると、2人は友人で、11日午前に近所の江合川河川敷を散策中、自生している植物を見つけ、食べられると聞いたことがある「ガマノネ」と思い込んで持ち帰った。同日夕、それぞれ煮物にして食べ、午後7時半ごろに症状を訴えた。 ドクゼリは毒性が非常に強く、湖沼や河川など湿地に生息する。
2008年03月12日水曜日
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