WindowsXP または Windows2000 などの OS 上のエクスプローラで、[マイ ネットワーク] から [ネットワーク全体]、[Microsoft Windows Network] と展開し、ワークグループを開いて [表示] を [詳細] にすると、各マシンの [コンピュータの説明] に登録された内容が、[コメント] のフィールドに表示されます。
一方、Windows Vista にて同様にワークグループ内の一覧を表示させた場合、[表示] から [詳細] を選択しても、各マシンの [コンピュータの説明] の内容は表示されません。Windows Vista にて [コンピュータの説明] の情報が必要な場合、以下の方法で取得することができます。
方法1 : コマンドプロンプトで net view コマンドを使用する。
- [スタート] → [すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [コマンド プロンプト] (cmd.exe) を起動します。
- net view と入力し、Enter。(自らが所属している以外のドメイン/ワークグループの内容を表示させたい場合は、net view /domain:ドメインまたはワークグループ名 と入力し、Enter。) リストの中に [注釈] として表示される内容が [コンピュータの説明] (=[コメント])に相当します。
- 参照したいマシンの名前がわかっている場合は、net view \\コンピュータ名 とすれば、目的のマシンの情報だけを参照することができます。この場合、目的のマシン上で共有されているリソースの情報も一緒に表示されます。
方法2 : WindowsXP または Windows2000 上で作成した [Microsoft Windows Network] へのショートカットを流用する。
- WindowsXP または Windows2000 上で、[Microsoft Windows Network] のショートカットを作成します。(右クリック → ショートカットの作成 など。)
- 作成したショートカット(.lnk ファイル)を Windows Vista が走っているマシンへコピーします。こちらのショートカットからワークグループ内の一覧を表示させた場合、詳細表示で [コメント] フィールドを表示させることができます。
※ 方法2 を使用した場合、表示された内容は自分で更新しない限り最新の状態へは更新されないようです。
上記は Windows Vista Business および Windows Vista Ultimate 上で動作が確認できた方法です。ただし、方法1 についてはエンドユーザーが使用するのには少々わかりづらく、方法2 については簡単に使用できるのですが、荒業で正攻法とは思えませんので、目下継続調査中です。
■ Microsoft KB 310381 Windows XP における net view コマンドの使用方法
0 コメント:
Post a Comment