県は11日、医師がヘリコプターに同乗し患者を治療しながら病院に搬送できるドクターヘリを、来年1月にも配備する方針を明らかにした。県議会健康福祉常任委員会で、金田克次氏(自民)の質問に茂原賢充・医務課長が答えた。
大澤正明知事は08年度一般会計当初予算案に同ヘリ整備費6200万円を計上。同年度中の配備・稼働を目指していた。配備時期が明示されたのは初めて。
配備先は未定で、県は今後、配備先の選定に入るが、高度救命救急医療が可能な前橋赤十字病院(前橋市)や群馬大医学部付属病院(同)、国立高崎病院(高崎市)が有力視されている。【木下訓明】
毎日新聞 2008年3月12日