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外資が休暇を大切にする”真”の理由

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パソナテックのあすならBLOGで鈴木氏が「外資が休暇を大切にする3つの理由」というエントリーを書きました。



(あすならBLOG:traceroute 8008)
http://it-ura.seesaa.net/article/89173309.html


内容を端的にまとめると、

・家庭を大切にする文化がある
・不正業務を防止する
・休暇を取得させないとマネジメントの評価が下がる

という3つのポイントを挙げ、外資というのは有給の消化に積極的にとり組んでいることを指摘しています。


私は外資系証券会社の事情はよく知りませんから、2点目はあまり実感が湧かないですが、1点目と3点目はまさにその通りだと感じます。

しかし、物事には表と裏、建前と実態というものがあるわけで、本来の意味での休暇になっていないケースが実はあります。


そもそも、休暇という概念は就業時間と対になって認識されるものであり、1日8時間が定常勤務時間とすると、1回の休暇も8時間分に当たる、という考え方ができます。

これは時間単位で労務コストを計算するコンサルティング業界で顕著ですが、例えば彼らは1日8時間、月20日が平日の場合は、月160時間を何かしらの会社業務に費やす必要がある、と定められています。

そして、その労務コストは各業務を提供したところ(プロジェクト等)に請求され、各プロジェクトのお財布から差し引かれていきます。

プロジェクトのお財布=契約金額になりますが、中には予定以上の工数、つまり労務コストをつぎ込まねばならず、金回りが厳しくなるところも時々出てきます。

そんなとき、実際には8時間勤務したのだけど、プロジェクト的には全額をコストとして引かれるとツライですよね。


36協定がありますから、普通は全額請求するのですけど、プロジェクトマネージャー・オーナーにとっては、自分の会社にも等しい感覚をプロジェクトに抱くこともあり、全額請求する代わりに、自分が持っている有給を消費してコストを浮かせることがあります。

1日8時間が労務上のノルマですから、40時間の有給を消費すれば、なんと1週間分のコストが浮くわけです。

大抵、プロジェクトのオーナーを務める人間の労務コストは高額ですから、これによって一般社員の残業時間を結構賄えるのです。


SIベンダーでも、プロジェクト独立採算制を採用しているところは似たような方法で休暇を活用しているケースがあるのではないでしょうか。

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