DeleGate 入れてみた

computer — Hidekichi @ 2006/9/3 日曜日

新サーバにDeleGate入れてみた。

現在、うちのサーバは、旧サーバと新サーバが別々に動いていて、それぞれウェブサーバをしている。
現在のところ、ポート80と8080で区別して運用している。
使用しているドメインはサブドメイン単位で旧にあったり新にあったり。
今後の予定としては、旧サーバ上のコンテンツを新サーバ上に移していきたい。

一定期間サービスを完全に止めてしまって、一気に移行してしまうのもよいけれど、時間もなかなか取れないのでちょっとずつ移行を進めたい。なるべく利用者に負担がかからないように。

で、案1。もうひとつグローバルアドレスをもらって、そちらに新サーバを立てる。
幸いなことにBフレッツは同時接続セッション数が2つあるので、ONUからの線にハブをつないで、新サーバを直接そこにぶら下げる。ドメイン単位でのスムーズな移行が可能。しかし、サブドメイン単位では管理できない。

ONU -- ブロードバンドルータ
          |
          +-- 旧サーバ:80
          |
          +-- 新サーバ:8080

ONU -- ハブ
          |
          +-- ブロードバンドルータ
          |      |
          |      +-- 旧サーバ:80
          |
          +-- 新サーバ:80

案2。DeleGateなどでリバースプロキシを構築。旧サーバへ流すもの、新サーバへ流すものを分別して設定し、移行の進み具合に応じて設定も変更する。

現状

ブロードバンドルータ
   |
   +-- 旧サーバ:80
   |
   +-- 新サーバ:8080

案2その1 DeleGateサーバを別に立てる場合

ブロードバンドルータ
   |
DeleGate:80
   |
   +-- 旧サーバ:80
   |
   +-- 新サーバ:80

案2その2 DeleGateサーバを新サーバ内に立てる場合。(採用)

ブロードバンドルータ
   |
DeleGate:80(新サーバ内)
   |
   +-- 旧サーバ:80
   |
   +-- 新サーバ:8080

一応、案2で進めてみた。
・DeleGateのサイトから、最新版のLinux用バイナリを落としてきて、/usr/local/bin/辺りに放り込む。
・設定ファイルを記述

-P80
SERVER=http
MOUNT=”/* http://「新サーバのローカルIPアドレス」:8080/* host=-sns.bigscooter.net,genvhost=sns.bigscooter.net

REACHABLE=「新サーバのローカルIPアドレス」
MOUNT=”/* http://「旧サーバのローカルIPアドレス」/* host=-bigscooter.com,genvhost=bigscooter.com”
REACHABLE=「旧サーバのローカルIPアドレス」
(以下ひたすら転送先のリストなので略)

RELIABLE=”*”
ADMIN=「管理人のメールアドレス」

てな感じで。一応転送は完了。バーチャルドメインのデータを欠落させずに転送してやる方法がなかなか分からなくて手間取ったけど、genvhost=の後ろに書いてやればよいようだ。

さあこれで、ブロードバンドルータの80番ポートをDeleGateが入っているサーバに向けようかと思ったところでもうひとつ問題が。このまま運用すると、ウェブサーバからはどのアクセスもDeleGateのサーバから来るように見えるから、IPアドレス単位のアクセス制限や、掲示板書き込みログのIPアドレスの保存方法について、見直さないといけなさそうだ。

うーん、実施するのはもうちょっとかかりそうだな。

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