2007年11月からの1か月間で全国の診療所の数が70施設減少していたことが、厚生労働省による調査から分かった。
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結果によると、入院施設のある「有床診療所」の07年12月末時点の数は1万2,213施設で、前月の1万2,288施設から75施設減少した。一方、入院施設のない「無床診療所」は8万7,358施設と前月から5施設増えたため、診療所全体では70施設の減になった。
一般病院は前月より7施設少ない7,767施設。精神科病院や結核療養所を含めた病院の総数は8,844施設だった。
診療所は近年、増加傾向にあると言われ、同省の調査では、05年10月から翌06年10月には1,167施設増えていた。診療所の数が前月からダウンしたのは、06年12月から翌07年1月にかけて19施設が減って以来、11か月ぶり。
厚労省は「区切りの良い年末や年度末には診療所の廃止が増える傾向がある」と話している。引っ越しなどでいったん廃止届を出し、転居先で再開するケースもあるという。
更新:2008/03/11 15:50 キャリアブレイン
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08/01/25配信
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医師の山田規畝子さんは、脳卒中に伴う高次脳機能障害により外科医としての道を絶たれました。しかし医師として[自分にしかできない仕事]も見えてきたようです。