寝台特急のプレートなくなる
JR九州によりますと、今月8日の朝、熊本市蓮台寺の熊本車両センターで、京都からの運転を終えた寝台特急「なは」で、機関車の前と後ろに1枚ずつ取り付けられている列車のマークが書かれたヘッドマークと呼ばれるプレートのうち、後ろの1枚がなくなっているのに作業員が気づきました。なくなったプレートは鉄製で、直径およそ70センチあり、寝台特急「なは」と、連結して運転している「あかつき」の両方の名前が書かれています。プレートは、7日午後11時には、北九州市の門司機関区で2枚とも付いているのが確認されているということです。JRは、門司から熊本までの間で何者かに盗まれた可能性が高いとして、警察に被害届けを出しました。寝台特急「なは」は、昭和43年に運転が始まりましたが、利用客数の低迷などから、今回のダイヤ改正で、今月15日に熊本と京都にそれぞれ到着する列車を最後に廃止されることになっていて、名残を惜しむ鉄道ファンの注目が集まっています。 |
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