my favorite no.1 書籍 「あぐり美容室とともに」 吉行あぐり著 NHKでドラマ化もされましたが非常におもしろい。日本で最初の美容室つまりやっと日本女子も自由なお洒落を求めるようになった頃の私の大好きな乙女チックな時代のお話。ドラマはあぐりさんを田中美里さんが爽やかに演じてましたね(冬ソナの吹き替えは失敗やったけど)小説家のご主人をあの陰陽師でブレイク前の野村マンサイさんがいやらしいほどかっこよく演じてます。(このときはマンサイさんに釘付けでしたね)すごく読みやすいからビューティー関係の卵さんは是非読んでくださいね〜 美輪明宏先生。。。 言わずと知れた美の女神、美輪さんです。今世紀最後の日本のエレガントを守っていらっしゃる方かしら。尊敬してます。大好きです。 「紫の履歴書」はそのスジいや失礼エレガントを求めている有名人にはバイブル的な本になっていますね。イエローモンキーのボーカルの方はこれ1冊を持って上京されたとか、及川さん(ミッチーね.)や槙原さん(マッキ−ね)は美輪さんの一字一句を尊敬し愛してらっしゃるしね〜こんなに気高くすがすがしく波乱万丈な人生は今の子には到底出来ないから、夢物語として読んでいただいてもいいかも。 「鬼平犯科帳」 池波正太郎 数々の時代劇の中でも私の中ではナンバー1どころかオンリー1の作品。 最初に時代小説を読んだのもこの作品です。出会いは19歳の時、フジテレビで新時代劇番組がスタートするということで録画用意のチェック済みで挑んだのですが玉砕というかノックダウン!面白すぎ!またキャストもよかったしね〜今でも伝説のフジ系時代劇ですな。池波さんはその時代の生活風景や人と人との関わり方がまるでその時代で見ているようにタイムスリップさせてくれる、読者が物語に入りやすいのね。今まで時代劇を「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」しか見たことなくて馬鹿にしていた男どもに本当の男のかわいらしさやダンディズムを気づかせましたね〜あとシンプルだけどうまい肴が続々出てくるから、この作品に出会ってからは肉食獣だった私がすごくシンプルでなんでもない食材を感謝して食べれるようになりましたね。料理腕も上がりました。写真右の本は淡公社から出ている歴代の鬼平の撮影場所や池波さんがお気に入りだった京都のお店を紹介されてますおもしろいから是非読んで見てね〜 京都の名妓もの。。。 私はこの生まれ育った京都が大好きで地方の京都ファン並に京都と名のつく本やドラマを見てしまう。写真右の「さゆり」は帯に「スピルバーグ映画化決定」と載っていたので喜び勇んで読みふけり感動したが、モデルになった芸妓さんからクレームがきたらしく実現ならず残念。とても美しい本です。 左の「芸妓峰子の花いくさ」はさゆりよりもっとリアルで楽しめますね。今でも時々テレビにお出になられますが現在はショートカットでスキット粋なマダムですね。俳優:勝新と恋に落ちるとこの話も好きですが、私はやはりこの方の幼少の頃のもらわれていく背景がすごく引きつけられましたね。現在は「あさきゆめみし」で有名な大和和紀先生で「紅匂ふ」というコミック化されていますからそちらも衣装がきれいでよりドラマティックでおもしろいですよ〜 「春琴抄」 谷崎潤一郎著 名作ですね。。。この物語は真の乙女の気高いあり方であるし、冬のソナタよりもずーと純愛ですよ。しかも激しいの〜わずか1cmにも満たない厚さのこの文庫本にすごい激しさが凝縮されていますから、今現在自分の恋愛像に迷いのある方は是非読んでください。ちなみに山口百恵・三浦友和のゴールデンカップルで映画化もされていますね。そしてこの表紙のデザインがすごく乙女っぽいのでよく私の着物撮影には出演させていますのでまたチェックしてみて下さいね〜 イラストレーター杉浦さやかサン ワタシと同じ年頃の杉浦さんは可愛くておしゃれでいてチープものでアイデアグッズを作るのがどうやらお好きみたい。「ベトナムで見つけた」が出会いの始まり。今は「東京ホリディ」を持って東京に遊びに行くのがワタシの密かな目標かしら・・・イラスト&エッセイで事細かに日常の楽しまれている事を書かれているので見飽きない見飽きない!何度も読み返しちゃう!お洋服などや小物使いもすごく参考になります。地方のショッピングセンターで怪しい洋服にはまるところなんて気が合いそう。でもあくまでキレイな乙女系ですよ(笑) 「say hello!あのこによろしく」 イワサキユキオ著 犬好き特に毛足が短いワンコが好きならハートわしづかみものの1冊! 「いや〜はあ〜」ともだえたと同じ本をプレゼントした友人がひとこと「ワタシにはエロ本だわ」と爆笑用語をはなっていた。(笑) プクプクのお腹&ピンクの肉球たまらないわ〜 糸井重里さんが絶賛されている。可愛いだけじゃなくて、いろいろ考えることも出来る1冊。 |