店主キモノについての生い立ち
1972年9月27日京都市北区に生れる。
母は美容室を経営、父は京友禅の筆入れや某有名アパレルメーカーのデザイン?絵に関するいろいろな事が生業だったらしい。と言うのも翌年には病気で他界してしまうのでまったく父の記憶がないまま育ってしまう。
幼い頃から美に関する事が身近にあったし、母の仕事で花嫁支度の婚礼衣装なんかは小さい頃から見に行ったりするのが好きでしたね。なんですが身近にすごい着付師がいるもんですからかえって甘えて着付けは一切憶えなかったなあ、今でも人に着付けするのは浴衣が精一杯かな〜(ノスタルジック京都はちゃーんとプロ着付さん入りますからご安心あれ)でもなんか目ばっかり肥えちゃって「この人の着付けはいやだな〜」とか平気で言ってましたからね耳年増でおバカです。なんせ姉も美容師ですから年上の先輩とばっかり遊んでいたんですね。
今年こそは花嫁着付けを取得するぞと計画中。もちろん師匠は母でございます。
でも着付けもままならない小娘がどうしてレンタル着物屋を立ち上げる事になったというと私気づいたんですよ!
京都って着物が似合うロケーションが多い割には着物着てる人少ないなと。
それって私も経験した事なんですが着たくても往年の先輩方の目が光りすぎてるの、着物は一通り持っていても母親の承諾がないと着れないんですよね〜やれどこに着ていくの?だの○○さんとこならこれは品がないからこっちにしなさいとかね。難関突破しないと好きな日に好きな着物着れないんですよね〜で自分も押し切ってまでの自信ないからやめちゃうの。で結局一大イベントしか着物を着なくなるのね。成人式とか結婚式など御呼ばれしたときとかね。。。
でも一大イベントの着物より日常の着物の方が明らかにキッチュでポップな乙女が好きなデザインが多いんですよね。で親の管轄の着物はめんどくさいからってんで、古着を集めて心置きなく着物を着始めたのであります。
これが楽しくて、最初は母親に「そんな古わざわざ買うてきてグズグズの着付けしてそんなんがええんか〜」
って非難ゴウゴウでしたがめげずに着ていったら「着付け上手になったな、この柄もええやんか〜」って少し認めてもらえるようになって。。。その時「そうや私の年頃はお母さんと今のお嬢さんとの間の年齢やしお互いのいいとこで折り合って楽しく着物きてほしいな!なんかやろう!オー!!」って始めたのがノスタルジック京都です。
だからうちの着方は御母さん世代から見ても上品でいてラブリーな着方を心がけています。
京都は着物オバサン?失礼、批評していただける先輩が沢山いるから今は逆に心強くて嬉しいです。着崩れしていたら、直してくださる方もいらっしゃるから街中が着付け教室です。
関東の雑誌で若い子の着物街角スナップをたまたま拝見していて喪服をパーティーに着ていって「ブラックフォーマルでかっこいい!」って載っていて一瞬めまいが。。。着物オバサンなら島流しもんですよ!
いや早くも私もオバサンの仲間入りかも。。。
ノスタルジック京都はベーシックを基本に最大限に自分らしく乙女チックにが挿しあたってのスローガンかな。。
kimiko takemika
てんびん座のA型
趣味:時代劇鑑賞
大好物:アワビ・アメリカンチェリー・干しイモ
好きな動物:猫・ポメラニアン・アルパカ
愛読書1;主に仏教に関する書籍と時代劇物
愛読書2:少年少女コミック乱読
クセ1:急にアニソンを唄って気合を入れる
クセ2:落ち込んだら部屋の隅に移動する
理想のメイク:美空ひばり・由美かおる・オードリーH